インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

21.5.1. 送信FIFOのアンダーフロー

UARTシリアル転送時に、送信FIFOのエントリー数がFIFO Control Register (FCR) のTransmit Empty Trigger (TET) フィールドをデコードしたレベル以下になると、送信FIFOの要求がDMAコントローラーに対して行われます。これは、ウォーターマーク・レベルとも呼ばれます。DMAコントローラーは、DMAバースト長として指定されている長さのデータのバーストを送信FIFOバッファーに書き込むことで応答します。†

データは、送信FIFOがシリアル転送を継続的に実行するのに十分な頻度でDMAからフェッチされる必要があります。つまり、FIFOが空の状態に近づいた際に、新たなDMA要求がトリガーされる必要があります。これに従わない場合、FIFOのデータが不足 (アンダーフロー) し、UARTバスにSTOPが挿入されます。この状態を回避するには、ウォーターマーク・レベルを正しく設定する必要があります。†