インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

16.5.10.3. カードの読み出ししきい値のプログラミング例

このセクションでは、カードの読み出ししきい値のプログラミング例を示します。
  • 4 (各FIFO位置のバイト数) の倍数で、4096 (1024個のFIFO位置) 未満のブロックサイズを選択します。例えば、3072バイトのブロックサイズは、3072 / 4 = 768のFIFO位置となり、正当です。
  • DMAモードの場合は、ブロックサイズがサイズの倍数になるようにサイズを選択します。例えば、サイズが128の場合、ブロックサイズ % サイズ = 0 (モジュロ演算) です。
  • rx_wmarkフィールドを、サイズから1を引いた値に設定します。例えば、rx_wmarkフィールド = 128 – 1 = 127になります。
  • ブロックサイズ > ½ FIFO深さであるため、cardrdthresholdフィールドをブロックサイズに設定します。例えば、cardrdthresholdフィールド = 3072バイトなどです。
図 58. カードの読み出ししきい値が768に設定されている場合のFIFOバッファーの内容