インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
Public
ドキュメント目次

16.5.5.7. パッキングされたコマンド

オーバーヘッドの低減に向け、読み出しおよび書き込みコマンドをコマンドのグループ (すべて読み出しまたはすべて書き込み) にまとめ、グループ内のすべてのコマンドのデータをバスの1回の転送で転送することができます。SD/SDIO SET_BLOCK_COUNT (CMD23) コマンドを使用し、転送準備が整っているブロックの数を事前に示します。次に、単一のREAD_MULTIPLE_BLOCKまたはWRITE_MULTIPLE_BLOCKコマンドを発行し、複数のブロックを読み出しまたは書き込みます。
  • SET_BLOCK_COUNT - ブロックカウント (READ_MULTIPLE_BLOCKコマンドまたはWRITE_MULTIPLE_BLOCKコマンドを使用して転送されるブロック数) を設定します。
  • READ_MULTIPLE_BLOCK - 複数ブロック読み出しコマンド
  • WRITE_MULTIPLE_BLOCK - 複数ブロック書き込みコマンド

パッキングされるコマンドは、アプリケーション・ソフトウェアによってパケットに編成されます。また、コントローラーに対してトランスペアレントです。