インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
Public
ドキュメント目次

17.7.6. 通常の受信および送信動作の実行

通常の動作では、次の手順を実行します。†

  1. 通常の送信割り込みおよび受信割り込みの場合は、割り込みステータスを読み出します。次に、記述子をポーリングし、ホストが所有する記述子のステータスを読み出します (送信または受信)。†
  2. 適切な値を記述子に設定し、DMAが送信記述子と受信記述子を所有していることを確認して、データの送受信を再開します。†
  3. 記述子がDMAによって所有されていない場合 (または利用可能な記述子がない場合) は、DMAはSUSPEND状態になります。記述子を解放し、TXまたはRXポーリング要求レジスター (レジスター1: Transmit Poll Demand Registerおよびレジスター2: Receive Poll Demand Register) に0を書き込みポーリング要求を発行することで、送信または受信を再開することができます。†
  4. 現在のホスト・トランスミッターまたはレシーバーの記述子アドレスポインターの値は、デバッグプロセスに向けて読み出すことが可能です (レジスター18: Current Host Transmit Descriptor Registerおよびレジスター19: Current Host Receive Descriptor Register)。†
  5. 現在のホスト送信バッファー・アドレス・ポインターおよび受信バッファー・アドレス・ポインターの値は、デバッグプロセスに向けて読み出すことが可能です (レジスター20: Current Host Transmit Buffer Address Registerおよびレジスター21: Current Host Receive Buffer Address Register)。†