インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

7.4. HPS-to-FPGA ブリッジ

HPS-to-FPGAブリッジは、FPGAファブリックへの幅のコンフィグレーションが可能な高性能マスター・インターフェイスを提供します。このブリッジは、HPSのほとんどのマスターに、FPGAに実装されているロジックおよびペリフェラルへのアクセスを提供します。アドレススペースのサイズは4GBです。FPGAファブリックに公開されるブリッジマスターは、32、64、128ビット・データにコンフィグレーションすることができます。

HPS-to-FPGAブリッジでは、L3インターコネクトからFPGAのインターフェイスにコンフィグレーションされているデータ幅を多重化します。このブリッジは幅調整とクロック・クロッシング・ロジックを提供するため、FPGAのロジックが任意のクロックドメインでHPSとは非同期に動作できるようになります。

表 78.   HPS-to-FPGAブリッジのプロパティー次の表に、HPS-to-FPGAブリッジのプロパティーを示します。これには、FPGAファブリックに公開されるコンフィグレーション可能なマスター・インターフェイスが含まれます。
ブリッジのプロパティー

データ幅8

32、64、または128ビット

クロックドメイン

h2f_axi_clock (最大400MHz)

アドレス幅

32ビット

ID幅

4ビット

許容される読み出し

16トランザクション

許容される書き込み

16トランザクション

許容合計

16トランザクション

HPS-to-FPGAブリッジは、プラットフォーム・デザイナーおよびIP Catalogで利用可能なHPSコンポーネント・パラメーター・エディターでコンフィグレーションすることができます。HPSコンポーネントのパラメーター・エディターでは、FPGAのビットストリームに応じてデータパス幅およびブリッジプロトコルを設定することができます。

8 ブリッジのマスターデータ幅は、システムでHPSコンポーネントをインスタンス化する際にユーザーによってコンフィグレーション可能です。