インテルのみ表示可能 — Ixiasoft
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16.4.3.2.2. データの受信
データのタイムアウト前にデータが受信されない場合、データパスはBIUにデータのタイムアウトを通知し、データ転送の終了を通知します。cmdレジスターのtransfer_modeビットの値に応じて、データ受信のステートマシンでは、カードのデータバスからストリームまたはブロックでデータを取得します。†
ストリームデータ読み出し
bytcntレジスターが0に設定されている場合は、オープンエンドのストリーム読み出しデータ転送が発生します。このタイプのデータ転送の場合、ホスト・ソフトウェアがSD/SDIO STOPコマンドを発行するまで、データパスではストリームでデータを継続して受信します。ストリームデータ転送は、STOPコマンドのエンドビットの2クロックサイクル後に終了します。†
bytcntレジスターに0以外の値が含まれており、cmdレジスターのsend_auto_stopビットが1に設定されている場合、STOPコマンドは内部で生成されてコマンドパスにロードされます。STOPコマンドのエンドビットは、ストリームデータ転送の最後のバイトが受信された後に発生します。このデータ転送は、すべてのデータバイトをカードから受信する前にホストがSD/SDIO STOPコマンドまたはSTOP_TRANSMISSION (CMD12) コマンドを発行した場合も終了します。†
単一ブロックのデータ読み出し
複数ブロックのデータ読み出し
cmdレジスターのtransfer_modeビットがクリアされており、bytcntレジスターの値がblock_sizeレジスターの値と等しくない場合、転送は複数ブロックの読み出しデータ転送になります。データ受信のステートマシンは、データをブロックで受信します。ブロック内のバイト数は、内部で生成されるCRC‑16を含め、ブロックサイズと等しくなります。†
ctypeレジスターが1ビット、4ビット、または8ビットのデータ転送に設定されている場合、データはそれぞれ1、4、または8つのデータラインで受信します。また、CRC‑16は個別に生成され、1、4、または8つのデータラインに対してそれぞれチェックされます。データブロックを受信後、残りのバイトカウントが0になると、データパスはBIUにデータ転送を通知します。†
残りのデータバイトが0より大きい場合、データパスのステートマシンは別のデータブロックの受信を引き起こします。受信したデータブロックのCRC‑16が内部で生成されたCRC‑16と一致しない場合は、データのCRCエラーがBIUに送信され、すべてのバイトが送信されるまでデータの送信が続きます。さらに、受信したデータブロックの終わりが1ではない場合、データパスのデータでビット終了エラーをCIUに通知します。また、データ受信のステートマシンはデータの受信を終了し、データのタイムアウトを待機後、データの転送が完了したことをBIUに通知します。†
cmdレジスターのsend_auto_stopビットが1に設定されている場合は、最後のデータブロックが転送される際にSD/SDIO STOPコマンドが内部で生成され、カードからそれ以上のバイトは転送されません。STOPコマンドのエンドビットは、最後のデータブロックのエンドビットと正確に一致しない場合があります。†
データ転送に要求されているブロックサイズが、1ビット、4ビット、または8ビットのデータ転送モードに対してそれぞれ4バイト、16バイト、または32バイト未満の場合、すべてのデータが転送されると、データ送信のステートマシンはデータの転送を終了します。この時点で、内部生成されたSTOPコマンドがコマンドパスにロードされます。これ以降にカードから受信するデータはデータパスで無視されます。†
bytcntレジスターが0の場合 (ブロックサイズは0より大きくなければなりません)、転送はオープンエンドのブロック転送になります。このタイプのデータ転送の場合、データ受信のステートマシンは、ホスト・ソフトウェアがSD/SDIO STOPコマンドまたはSTOP_TRANSMISSION (CMD12) コマンドを発行するまでブロック読み出しのデータ転送を続けます。†