インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

6.4.3. HPS-to-FPGAブリッジのアドレススペース

FPGAスレーブ・アドレス・スペース

FPGAのスレーブ・アドレス・スペースは、FPGAコアに実装されているソフト・コンポーネントへのアクセスを、HPS-to-FPGAブリッジを介して提供します。FPGA内のソフトロジックは、アドレスのデコーディングを実行します。

L3領域およびMPU領域は、FPGAスレーブ・アドレス・スペースに4GBのウィンドウを提供します。

下位1.5GBには、HPSシステム・メモリー・マップの0x00_8000_0000から0x00_E000_0000でアクセスすることが可能です。

4GBのスペース全体には、HPSシステム・メモリー・マップの0x20_0000_0000からアクセスすることができます。そのため、下位1.5GBは、HPSアドレススペースの2つの異なるアドレスにマッピングされます。

図 18. FPGAスレーブ・アドレス・マップ

Lightweight FPGAスレーブ・アドレス・マップ

Lightweight FPGAのスレーブ・アドレス・スペースは、FPGAコアに実装されているソフト・コンポーネントへのアクセスを、Lightweight HPS-to-FPGAブリッジを介して提供します。FPGA内のソフトロジックは、アドレスのデコーディングを行います。

ペリフェラル領域の一部は、FPGAスレーブ・アドレス・スペースに2MBのウィンドウを提供します。Lightweight FPGAスレーブウィンドウのベースアドレスは、FPGAスレーブ・アドレス・スペースのアドレス0x0にマッピングされます。