インテルのみ表示可能 — GUID: ihd1481129976812
Ixiasoft
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15.5.2.6.1. パイプラインの先読み機能
パイプラインの先読み機能により、フラッシュメモリーの連続的な読み出しが可能になります。パイプラインの読み出しコマンドを受信すると、フラッシュ・コントローラーはすぐにロードコマンドをデバイスに発行します。MAP01コマンドでデータが連続的に、もしくはマルチプレーンのアドレスパターンで読み出されている間、フラッシュ・コントローラーは追加のキャッシュまたはマルチプレーン読み出しコマンドのシーケンスを維持し、フラッシュデバイスからの連続的なデータのストリーミングを実現します。
パイプラインの先読みコマンドでは、このインターリーブ方式でデータをキューから読み出すことができます。<PP> パラメーターは、利用可能なプレーンの数の倍数でページの総数を示します。ブロックアドレスは、プレーンに揃える必要があります。これにより、ページアドレスを一定に保ちながら、ページサイズのデータのチャンクごとにブロックアドレスをインクリメントします。すべてのプレーンからの読み出しを行うと、NANDフラッシュ・コントローラーはページアドレスをインクリメントし、ブロックアドレスを最初のアドレスにリセットします。マルチプレーン・モードでは、パイプラインの先書きコマンドを使用することもできます。書き込み動作は読み出し動作と同様に機能し、すべてのプレーンが書き込まれるまでブロックアドレスをインクリメントする一方で、ページアドレスは一定に保たれます。
configグループのmultiplane_operationレジスターのflagビットの値は、パイプラインの先読みまたは先書きの動作を決定するため、この値は、パイプラインのレジスターが空の場合にのみ変更することができます。
ホストがパイプラインの先読みコマンドを発行し、フラッシュ・コントローラーがアイドル状態の場合、ロード動作はすぐに行われます。