インテルのみ表示可能 — GUID: pkw1481129972946
Ixiasoft
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15.5.2.5. コピーバック操作
コピーバック・コマンドでは、NANDフラッシュ・コントローラーはECC検証を行うことができません。フラッシュ・コントローラーはECCデータをコピーしますが、コピー動作時にそれをチェックしません。
8ビット値の <PP> は、コピーバックのページ数を指定します。この機能を使用すると、NANDフラッシュ・コントローラーでは、連続する複数のページを単一のコマンドでコピーすることができます。コピーバック・コマンドを発行すると、フラッシュ・コントローラーはバックグラウンドで操作を実行します。フラッシュ・コントローラーは、現在のコピーバックが完了するまで他のコマンドを保留します。
マルチプレーン・デバイスでは、configグループのmultiplane_operationレジスターのflagビットが1に設定されている場合に、マルチプレーンのコピーバックをオプションで使用することができます。この場合、指定するブロックアドレスはプレーンに揃える必要があり、値 <PP> では、コピーするページの総数をプレーンの数の倍数として指定する必要があります。ブロックアドレスは、ページアドレスをインクリメントする前に、デバイスのプレーンの総数に対して、ページアドレスを固定したままインクリメントします。
フラッシュ・コントローラーが <PP> ページすべてのコピーバック操作を完了すると、pipe_cpyback_cmd_comp割り込みが生成されます。コピーバック操作の一部としてのページのプログラミング操作の結果、デバイスでプログラミング・エラーが発生した場合は、program_fail割り込みが発行されます。問題があるページのブロックアドレスおよびページアドレスは、statusグループのerr_block_addr0レジスターおよびerr_page_addr0レジスターで更新されます。