インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

17.6.3.2.3. 受信記述子フィールド (RDES2およびRDES3)

Receive Descriptor Field 2 (RDES2)

表 178.  Receive Descriptor Field 2 (RDES2)

ビット

説明

31:0

Buffer 1 Address Pointer

これらのビットは、バッファー1の物理アドレスを示します。次の条件を除いて、バッファーアドレスのアライメントに制限はありません: DMAは、RDES2の値を使用してフレームの開始を格納する際に、RDES2[1:0] にプログラムされている値をアドレス生成に使用します。フレームの開始の転送時に、DMAはRDES2[1:0] ビットを0として書き込み動作を行いますが、フレームは実際のバッファー・アドレス・ポインターに従ってシフトされます。フレームの中間または最後の部分が格納されるバッファーをアドレスポインターが指している場合は、DMAはRDES2[1:0] を無視します。バッファーアドレスのアライメントに関しては、ホストのデータバッファーのアライメントのセクションを参照してください。

Receive Descriptor Field 3 (RDES3)

表 179.  Receive Descriptor Field 3 (RDES3)

ビット

説明

31:0

Buffer 2 Address Pointer (Next Descriptor Address)

これらのビットは、記述子のリング構造が使用されている際は、バッファー2の物理アドレスを示します。Receive Descriptor Field 1 (RDES1) のSecond Address Chained (RDES1[14]) ビットが設定されている場合、このアドレスには、Next記述子が存在する物理メモリーへのポインターが含まれます。

Receive Descriptor Field 1 (RDES1) でRDES1[14] が設定されている場合、バッファー (Next記述子) アドレスポインターはバス幅にアライメントされている必要があります (RDES3[1:0] = 0。LSBは内部で無視されます)。ただし、Receive Descriptor Field 1 (RDES1) のRDES1[14] がクリアされている場合は、次の条件を除いて、RDES3の値に制限はありません: DMAは、RDES3の値を使用してフレームの開始を格納する際に、RDES3 [1:0] にプログラムされている値をバッファーアドレスの生成に使用します。フレームの中間または最後の部分が格納されるバッファーをアドレスポインターが指している場合は、DMAはRDES3 [1:0] を無視します。