インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

7.3.1. FPGA-to-HPS MPFEスイッチ

コンフィグレーションの際は、インターフェイスの接続先に3つのオプションを使用することができます。
  • 「CCU」オプションを選択している場合、AxUSERビットは0x04に固定され、トランザクションはCCUに直接ルーティングされます。
  • 「SDRAM direct」オプションを選択している場合、AxUSERビットは0xE0に固定され、トランザクションはSDRAMに直接ルーティングされます。
  • 「Custom」オプションを選択している場合、AxUSERビットはAXIまたはACE-liteインターフェイスに公開され、トランザクションはその AXI* マスターによって制御されます。 AXI* マスターでは、トランザクションごとにAxUSERビットを0x04または0xE0に設定し、トランザクションをCCUに直接送信する、もしくはSDRAMに直接送信することができます。
図 20. インターフェイス接続先選択タブ
FPGA-to-HPSスレーブ・インターフェイスには次の内容を適用します。
  • インターフェイスの仕様 - AMBA* 4仕様のインターフェイスである AXI* Coherency Extensions Lite (ACE-Lite)、Advanced Extensible Interface 4 ( AXI* 4) から選択します。
  • 有効/データ幅 - FPGA-to-HPS ACE-liteスレーブ・インターフェイスを有効または無効にします。有効にしている場合、このインターフェイスは128、256、または512ビットの固定データ幅をサポートします。EMIFコンジットはこのインターフェイスで強制的に有効になります。
  • インターフェイス・アドレス幅 - この設定を使用して、インターフェイスのアドレス幅を選択します。これにより、 AXI* のアドレス空間がプラットフォーム・デザイナーでコンフィグレーションされます。
  • インターフェイスの接続先 - トランザクションにおけるFPGA-to-HPSのルーティングを選択します。このインターフェイスは、接続先としてCCU、SDRAM direct (CCUをバイパス)、またはCustomをサポートし、それによってポートを外部に設定します。