インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
Public
ドキュメント目次

25.4.12.4. TPIU

TPIUは、チップからのトレースデータの転送に向けて設計されています。トレースデータは、ATBバス・スレーブ・ポートでTPIUに入り、32ビット幅のTRACEDATAポートを経由して退出します。57 TPIUからのトレースデータは、FPGAに送信することができます。

表 220.  TPIUの信号次の表は、TPIUとFPGA間の信号を説明しています。
信号 説明
h2f_tpiu_clk_ctl トレースデータのキャプチャーに、内部TPIUクロック (クロック・マネージャーからのdbg_trace_clk信号) を使用するか、外部クロック (FPGAからTPIUへの入力として提供される) を使用するかを選択します。

0 - h2f_tpiu_clock_inを使用

1 - 内部クロックを使用

注意: FPGAの電源がオフになっている、もしくはFPGAがコンフィグレーションされていない場合、TPIUは内部クロックを使用します。
h2f_tpiu_data[32] 32ビットのトレース・データ・バス。トレースデータは、h2f_tpiu_clockの両方のエッジで変化します。
h2f_tpiu_clock_in トレースデータのキャプチャーに使用されるFPGAからのクロック
h2f_tpiu_clock TPIUからのクロック出力
57 Current Port Sizeレジスターをプログラミングすることにより、ソフトウェアでTRACEDATAポートの幅を制御することができます。