インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
Public
ドキュメント目次

15.5.2.4.1. リードモディファイライトの操作フロー

  1. フローは、メモリーからページを読み出すことから開始します。
    • コマンドレジスターに書き込み、CMD_MAPフィールドを2に、そしてBLK_ADDRフィールドを目的のブロックの開始アドレスに設定します。
    • Dataレジスターに0x60を書き込みます。
    この手順により、フラッシュデバイスのページバッファーでページを使用できるようになります。
  2. 宛先のページアドレスを入力します。
    • コマンドレジスターに書き込み、CMD_MAPフィールドを2に、そしてBLK_ADDRフィールドを目的のブロックの宛先アドレスに設定します。
    • Dataレジスターに0x61を書き込みます。
    この手順では、ページのプログラミングを開始し、宛先のアドレスをデバイスに提供します。
  3. MAP00のページバッファー読み出しおよび書き込みコマンドを使用し、ページバッファー内のデータを変更します。
  4. ページバッファーのデータをメモリーに書き戻します。
    • コマンドレジスターに書き込み、CMD_MAPフィールドを2に、そしてBLK_ADDRフィールドを同じ宛先アドレスに設定します。
    • Dataレジスターに0x62を書き込みます。
    この手順では、書き込みを実行します。

デバイスのロード動作が完了すると、NANDフラッシュ・コントローラーはload_comp割り込みを発行します。ホストが書き込みコマンドを発行し、デバイスでプログラミング動作が完了すると、program_comp割り込みが発行されます。

RMW操作の一部としてのページのプログラミング操作の結果、デバイスでプログラミング・エラーが発生した場合は、program_fail割り込みが発行されます。問題があるページのブロックアドレスおよびページアドレスは、statusグループのerr_block_addr0レジスターおよびerr_page_addr0レジスターで更新されます。