インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

19.4.6.2. Texas Instruments Synchronous Serial Protocol (SSP)

データ転送は、フレーム・インジケーター・ライン (ss_0_n) を1シリアルクロックの期間アサートすることで開始します。送信されるデータは、1シリアル・クロック・サイクル後にtxdに駆動されます。同様に、スレーブからのデータは、rxdラインに駆動されます。データはシリアルクロック (sclk_out/sclk_in) の立ち上がりエッジで伝播され、立ち下がりエッジでキャプチャーされます。データフレームの長さは、最大転送サイズに応じて4ビットから16または32ビットの範囲です。

注: スレーブ選択信号 (ss_0_n) は、スレーブSPIとして使用されている場合にのみ効力を発します。マスターSPIでは、データ送信は出力イネーブル信号がデアサートされるとすぐに開始します。
図 89. SSPシリアル形式

連続するデータフレームは、単一のデータフレームと同じ方法で転送されます。フレーム・インジケーターは、現在の転送のLSBと同じサイクルで1クロックの期間アサートされ、別のデータフレームが続くことを示します。†

図 90. SSPシリアル形式連続転送