インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

15.5.2.6.3. パイプラインの先書き機能

パイプラインの先書き機能により、フラッシュメモリーの連続的な書き込みが可能になります。MAP01コマンドでデータが連続的に、もしくはマルチプレーンのアドレスパターンで書き込まれている間、NANDフラッシュ・コントローラーはキャッシュまたはマルチプレーンのコマンドシーケンスを維持し、フラッシュデバイスへの連続的なデータのストリーミングを実現します。

パイプラインの書き込みコマンドでは、いずれかのページのプログラミングによってデバイスでエラーが発生した場合、program_fail割り込みが発行されます。問題があるページのブロックアドレスおよびページアドレスは、statusグループのerr_block_addr0レジスターおよびerr_page_addr0レジスターで更新されます。