インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

15.4.4. ローカル・メモリー・バッファー

NANDフラッシュ・コントローラーには、デュアルポートSRAMを使用して実装される3つのFIFOメモリーがあります。
  • 書き込みFIFO - ホストメモリーからの読み出しデータは、メモリーにフラッシュされる前に書き込みFIFOに含まれます。
  • 読み出しFIFO - デバイスからのデータが読み出され、ホストメモリーに転送される前にこのFIFOに格納されます。
  • ECC FIFO - このバッファーは、ロジックがエラーの位置とマスクを計算している間、ECC訂正を適用するデータを保持します。

これらのメモリーはそれぞれ、ECC、およびシングルビット・エラーとダブルビット・エラーの割り込みによって保護されています。ECCブロックは、メモリーラッパーの周りに統合されています。これは、シングルビットの訂正可能なエラーが検出 (および訂正) された際、およびダブルビットの訂正不可能なエラーが検出された際にシステム・マネージャーに通知する出力を提供します。また、ECCロジックにより、テスト目的でのシングルビット・エラーとダブルビット・エラーの挿入が可能です。ECCの機能を有効にするには、これを初期化する必要があります。

ECCの詳細については、ECC (エラー検出訂正) コントローラーの章を参照してください。