インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

25.5.1. CoreSightコンポーネントのアドレス

CoreSightのコンポーネントは、メモリーマッピングされたレジスターを介してコンフィグレーションされます。これらのレジスターは、CoreSightコンポーネントのベースアドレスからのオフセットに配置されています。CoreSightコンポーネントのベースアドレスには、DAP ROMのコンポーネント・アドレス・テーブルを介してアクセスすることができます。

表 223.  CoreSightコンポーネントのアドレステーブル次の表は、DAPのROMテーブル部にあります。

ROMエントリー

オフセット [30:12]

説明

0x0

0x00001

ETFコンポーネントのベースアドレス

0x1

0x00002

CTIコンポーネントのベースアドレス

0x2

0x00003

TPIUコンポーネントのベースアドレス

0x3

0x00004

トレース・ファネル・コンポーネントのベースアドレス

0x4

0x00005

STMコンポーネントのベースアドレス

0x5

0x00006

ETRコンポーネントのベースアドレス

0x6

0x00007

FPGA-CTIコンポーネントのベースアドレス

0x7

0x00008

NOC-CTI

0x8

0x00008

ATBREPLICATOR

0x9

0x0000A

TS

0xA

0x0000B

GT-CTI

0xB

0x00080

FPGA ROM

0xC

0x00400

A53 ROM

0xD

0x00000

ROMの終わり

ホストデバッガーは、DAPを介して0x80000000でこのテーブルにアクセスすることができます。HPSのマスターは、0xFF000000でこのROMにアクセスすることができます。特定のCoreSightコンポーネントのレジスターにアクセスするには、レジスターのオフセットをCoreSightコンポーネントのベースアドレスに追加し、その合計をROMテーブルのベースアドレスに追加します。