インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

18.5.2. ローカル・メモリー・バッファー

USB OTGコントローラーには、3つのローカルSRAMメモリーバッファーがあります。
  • 書き込みFIFOバッファーは、128 × 32ビットのメモリー (合計512バイト) です。
  • 読み出しFIFOバッファーは、32 × 32ビットのメモリー (合計128バイト) です。
  • ECCバッファーは、96 × 16ビットのメモリー (合計192バイト) です。

SPRAMは8192 x 35ビット (32データビットと3コントロール・ビット) のメモリーであり、ECC (エラー検出訂正) のサポートが含まれます。ECCブロックは、メモリーラッパーの周囲に統合されています。シングルビットの訂正可能なエラーが検出 (および訂正) された際、およびダブルビットの訂正不可能なエラーが検出された際に、システム・マネージャーに通知する出力を提供します。また、ECCロジックにより、テスト目的でのシングルビット・エラーおよびダブルビット・エラーの挿入が可能です。ECCの機能は、デフォルトで無効になっています。ECCの機能を有効にするには、初期化を行う必要があります。