インテルのみ表示可能 — GUID: mvr1481130450810
Ixiasoft
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19.4.4.4. マスターにおけるMicrowireシリアル転送
「National Semiconductor Microwire Protocol」において、Microwireシリアルプロトコルについて詳しく説明しています。†
SPIシリアルマスターからのMicrowireシリアル転送は、Microwire Control Register (MWCR) で制御されます。MHSビット・フィールドは、Microwireハンドシェイク・インターフェイスを有効または無効にします。MDDビット・フィールドは、データフレームの方向を制御します (制御フレームはかならず、マスターで送信し、スレーブで受信します)。MWMODビット・フィールドは、転送がシーケンシャルか非シーケンシャルかを定義します。†
Microwire転送はすべて、送信FIFOバッファーに少なくとも1つの制御ワードがあり、スレーブが有効になっている場合にSPIシリアルマスターによって開始されます。SPIマスターがデータフレームを送信する場合 (MDD =1) は、送信FIFOバッファーが空になると、シフトロジックによって転送は終了します。SPIマスターがデータフレームを受信する場合 (MDD = 1) は、MWMODビット・フィールドの設定に応じて転送は終了します。転送がシーケンシャルではない (MWMOD = 0) 場合は、スレーブからデータフレームをシフトインし、送信FIFOバッファーが空になると転送は終了します。転送がシーケンシャル (MWMOD = 1) の場合は、受信したデータフレームの数がCTRLR1レジスターの値に1を加えた数に等しくなると転送は終了します。†
SPIマスターでハンドシェイク・インターフェイスが有効になっている (MHS =1) 場合は、送信後にターゲットスレーブのステータスがポーリングされます。スレーブがReadyステータスを報告した場合にのみ、SPIマスターは転送を完了し、BUSYステータスをクリアします。転送が連続している場合は、スレーブデバイスがReadyステータスを返すまで、次の制御またはデータフレームは送信されません。†