インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

10.4.6.2. ダブルビット・エラー割り込み

ダブルビット・エラーではかならず割り込みが生成され、エラー・メモリー・アドレスは最新のDouble-Bit Error (DERRADDRx) レジスターに記録されます。

Interrupt Status (INTSTAT) レジスターは、ダブルビット・エラーが発生しているかを示します。ダブルビット・エラー割り込みの生成を無効にすることはできません。割り込みは、INTSTATレジスターのDouble-bit Error Pendingビットに書き込むことでデアサートされます。

サブワードアクセスのリードモディファイライト・サイクル中に発生したダブルビット・エラーの場合は、割り込みがトリガーされるほかに、MODSTATレジスターでフラグが設定されます。

注: DMAには、バイトでアクセス可能なメモリーの各バイトレーンに向けた8つの個別のデコーダーがあるため、INSTATレジスターの情報に加え、DECODERSTATレジスターでは、ダブルビット・エラーのフラグを設定しているデコーダーが示されます。サポートされている他のECC RAMはすべて、1つのデコーダーのみを保有します。