インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/19/2023
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ドキュメント目次

19.3.2. FPGAへのルーティング

FPGA へのルーティングには、2セットのSPIマスターピンと2セットのSPIスレーブピンを使用することができます。信号名を以下に示します。

表 198.  SPIマスターの信号 (FPGA I/Oにルーティング)
信号名 方向 説明 入力のデフォルト値 推奨されるタイオフ
spim<1:0>_mosi_o 1 出力 SPIマスターの送信データライン
spim<1:0>_miso_i 1 入力 SPIマスターの受信データライン 1'b1 プルアップ
spim<1:0>_ss_in_n 1 入力 マスター競合入力 プロトコル ss_in_nの値 シリアル転送における結果
Motorola SPI 1 有効になる
0 無効になる
National Semiconductor Microwire 1 有効になる
0 無効になる
Texas Instruments Serial Protocol (SSP) 1 無効になる
0 有効になる
spim<1:0>_mosi_oe 1 出力 SPIマスターの出力イネーブル プルアップ
spim<1:0>_ss0_n_o 1 出力 Slave Select 0: SPIマスターからのスレーブ選択信号 プルアップ
spim<1:0>_ss1_n_o 1 出力 Slave Select 1: 2番目のスレーブをこのマスターに接続できるようにします プルアップ
spim<1:0>_ss2_n_o 1 出力 Slave Select 2: 3番目のスレーブをこのマスターに接続できるようにします プルアップ
spim<1:0>_ss3_n_o 1 出力 Slave Select 3: 4番目のスレーブをこのマスターに接続できるようにします プルアップ
spim<1:0>_sclk_out 1 出力 シリアルクロック出力 プルアップ
s2f_spim<1:0>_irq 1 出力 割り込み プルダウン
表 199.  SPIスレーブの信号 (FPGA I/Oにルーティング)
信号名 方向 説明 入力のデフォルト値 推奨されるタイオフ
spis<1:0>_miso_o 1 出力 SPIスレーブの送信データライン
spis<1:0>_mosi_i 1 入力 SPIスレーブの受信データライン 1'b1 プルアップ
spis<1:0>_ss_in_n 1 入力 マスター競合入力 プロトコル ss_in_nの値 シリアル転送における結果
Motorola SPI 1 有効になる
0 無効になる
National Semiconductor Microwire 1 有効になる
0 無効になる
Texas Instruments Serial Protocol (SSP) 1 無効になる
0 有効になる
spis<1:0>_miso_oe 1 出力 SPIスレーブの出力イネーブル プルアップ
spis<1:0>_clk 1 入力 シリアルクロック出力 1'b1 プルアップ
s2f_spis<1:0>_irq 1 出力 割り込み プルダウン