外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

5.2.6. デザイン例のシミュレーション

この項では、Cadence、Synopsys、 Mentor Graphics* およびAldecのシミュレーターでデザイン例をシミュレーションする方法を説明します。

Cadenceシミュレーターを使用し、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのデザイン例をシミュレーションするには、次の作業を行います。

  1. Linux*シェル・コマンド・プロンプトで、ディレクトリーをsim\ed_sim\cadenceに変更します。
  2. コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、シミュレーションを実行します。
    sh ncsim_setup.sh

Synopsys* シミュレーターを使用し、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのデザイン例をシミュレーションするには、次の作業を行います。

  1. Linux*シェル・コマンド・プロンプトで、ディレクトリーをsim\ed_sim\synopsys\vcsmxに変更します。
  2. コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、シミュレーションを実行します。
    sh vcsmx_setup.sh

Mentor Graphics* シミュレーターを使用し、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのデザイン例をシミュレーションするには、次の作業を行います。

  1. LinuxまたはWindowsのシェル・コマンド・プロンプトで、ディレクトリーをsim\ed_sim\mentorに変更します。
  2. msim_setup.tclスクリプトを実行すると、シミュレーションが自動的にコンパイルされ実行されます。LinuxまたはWindowsのコマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
    vsim -do msim_setup.tcl

    または

    次のコマンドを ModelSim* コマンドプロンプトで入力します。

    do msim_setup.tcl
    

Mentor Graphicsのシミュレーターを使用する外部メモリー・インターフェイスのシミュレーションに関しては、 Intel Stratix 10 External Memory Interfaces IP Design Example User GuideSimulating External Memory Interface IP With ModelSimの章を参照ください。

注: インテルでは、EMIFインターフェイスを備えるデザイン例のrun.doファイルを提供していません。

Aldecシミュレーターを使用し、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのデザイン例をシミュレーションするには、次の作業を行います。

  1. LinuxまたはWindowsのシェル・コマンド・プロンプトで、ディレクトリーをsim\ed_sim\aldecに変更します。
  2. rivierapro_setup.tclスクリプトを実行すると、シミュレーションが自動的にコンパイルされ実行されます。LinuxまたはWindowsのコマンドプロンプトで、vsim -do rivierapro.tclのコマンドを入力します。
  3. スクリプトのロード後にデザインをコンパイルおよびエラボレートするには、ld_debugと入力します。
  4. run -allを入力し、シミュレーションを実行します。

シミュレーションについての詳細は、Intel Quartus Prime Handbook Volume 3のSimulating Designsの章を参照ください。

インテル® Quartus® Primeのプロジェクトが正しくコンフィグレーションされていると考えられる一方で、サンプル・テストベンチが失敗する場合は、サービスリクエストを申請する前に、インテルFPGAナレッジベースで既知の問題を確認してください。