外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

6.3.3. インテル® Stratix® 10 EMIF IPにおけるピンのガイドライン

インテル® Stratix® 10デバイスには、外部メモリー・インターフェイスで使用することができるI/O列が最大3つ含まれます。 インテル® Stratix® 10のI/OサブシステムはI/O列にあります。各列には複数のI/Oバンクが含まれ、それぞれが4つのI/Oレーンで構成されます。I/Oレーンは、12個のI/Oポートのグループです。

I/O列、I/Oバンク、I/Oレーン、隣接するI/Oバンク、および各物理I/Oピンとペアになるピンは、Bank NumberおよびIndex within I/O Bankの値を使用して一意に識別可能です。これらは、各 インテル® Stratix® 10デバイスのピンアウトファイルで定義されています。

  • Bank Numberの値の数値コンポーネントはI/O列を識別し、文字はI/Oバンクを表します。
  • Index within I/O Bankの値は、0から11、12から23、24から35、36から47のいずれかの範囲になり、それぞれI/Oレーン1、2、3、4を表します。
  • I/Oバンクが隣接するかどうかを判断するには、 インテル® Stratix® 10汎用I/Oユーザーガイド のI/Oピンカウントの表を参照してください。 次の場合を除いて、I/OバンクはI/O列内で隣接していると考えることができます。

    • I/Oバンクがパッケージにボンディングされていない場合 (「-」の記号がI/Oの表に含まれています)。
    • I/Oバンクに48のピンが含まれない場合。これは、部分的にのみボンディングされていることを示します。
  • I/Oピンとペアになるピンは同じI/Oバンクにあります。ペアになるピンは、Index within I/O Bankが偶数の場合はその値に1を加える、またはIndex within I/O Bankの数が奇数の場合はその値から1を引くことで識別できます。

例えば、Bank Numberが2Mで、Index within I/O Bankが22の物理ピンは、そのピンが列2、I/Oバンク2MのI/Oレーン2に属していることを示します。隣接するI/Oバンクは2Lおよび2Nです。この物理ピンとペアになるピンは、Index within I/O Bankが23、Bank Numberが2Mのピンです。