外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

11.1.1.1. PHYまたはコア

PHYまたはコアのパスのタイミング解析には、コアの最後のレジスターセットからペリフェラルの最初のレジスターセットへのパス (C2P)、ペリフェラルの最後のレジスターセットからコアの最初のレジスターセットへのパス (P2C)、および有効になっている場合はECC関連のパスが含まれます。

コアのタイミング解析では、EMIFブロックとの間のユーザーロジックのタイミングは除外されます。EMIF IPは、カスタマーロジックをクロックするための制約付きクロック (ddr3_usr_clkなど) を提供します。pll_afi_clkはこの目的に使用されます。

PHYまたはコアは、<variation_name>_report_timing.tclおよび <variation_name>_report_timing_core.tclreport_timingコマンドを呼び出しこのパスを解析します。

注: バージョン14.1以降では、Core to PeripheryPeriphery to Coreの表のSpatial Pessimism Removalのスラック値は常に0に等しくなります。これは、悲観性の除去がタイミング解析のベースに統合されているためです。