外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

9.1.3. インテルStratix 10 EMIF IPにおけるQDR-IVのパラメーター: Memory

表 291.  グループ: Memory / Topology
表示名 説明
DQ width per device 各QDR IVデバイスのポートごとのDQピンの数を指定します。DQで使用可能な幅はx18とx36です。 (識別子: MEM_QDR4_DQ_PER_PORT_PER_DEVICE)
Enable width expansion 2つのメモリーデバイスを組み合わせてデータバス幅を2倍にするかどうかを示します。2つのデバイスで、インターフェイスは最大72ビットの幅拡張のコンフィグレーションをサポートします。幅拡張のコンフィグレーションの場合、アドレスおよび制御信号は2つのデバイスに配線されます。 (識別子: MEM_QDR4_WIDTH_EXPANDED)
Address width アドレスピンの数です。 (識別子: MEM_QDR4_ADDR_WIDTH)
Memory Type QDR-IVファミリーには2つのメンバーがあります。

MEM_XP: QDR-IV Xtreme Performance (XP)、最大クロック周波数1066 MHz

MEM_HP: QDR-IV High Performance (HP)、最大クロック周波数667 MHz

(識別子: MEM_QDR4_MEM_TYPE_ENUM)
表 292.  グループ: Memory / Configuration Register Settings
表示名 説明
Address bus inversion アドレスバスの反転を有効にします。 AINVはメモリーデバイスですべてアクティブHighです。 (識別子: MEM_QDR4_ADDR_INV_ENA)
Data bus inversion DQピンのデータバス反転を有効にします。 DINVA[1:0] およびDINVB[1:0] はすべてアクティブHighです。1に設定すると、対応するバスがメモリーデバイスで反転します。データ反転機能がOFFにプログラムされている場合、DINVA/DINVB出力ビットは常に0に駆動されます。 (識別子: MEM_QDR4_DATA_INV_ENA)
Use address parity bit 追加のアドレス・パリティー・ビットを使用し、アドレス・パリティー・エラー検出を有効にするかどうかを示します。 (識別子: MEM_QDR4_USE_ADDR_PARITY)
Skip automatic optimization of Clock and Address/Command ODT setting during calibration 無効にすると、キャリブレーション・アルゴリズムは、QDRIVメモリーのクロックおよびアドレス/コマンドのODT設定の有効な組み合わせをすべてスイープし、アドレス/コマンド・ウィンドウ・サイズを最大化する値を選択します。ユーザーが指定するODT設定は初期値としてのみ使用されます。有効にすると、キャリブレーション中に最適化は行われず、ユーザーが指定するODT設定が使用されます。 (識別子: MEM_QDR4_SKIP_ODT_SWEEPING)
ODT (Clock) クロックのODT設定を制御するコンフィグレーション・レジスターの設定を決定します。 (識別子: MEM_QDR4_CK_ODT_MODE_ENUM)
ODT (Address/Command) アドレス/コマンドのODT設定を制御するコンフィグレーション・レジスターの設定を決定します。 (識別子: MEM_QDR4_AC_ODT_MODE_ENUM)
ODT (Data) データのODT設定を制御するコンフィグレーション・レジスターの設定を決定します。 (識別子: MEM_QDR4_DATA_ODT_MODE_ENUM)
Output drive (pull-up) プルアップ出力ドライブ設定を制御するコンフィグレーション・レジスターの設定を決定します。 (識別子: MEM_QDR4_PU_OUTPUT_DRIVE_MODE_ENUM)
Output drive (pull-down) プルダウン出力ドライブ設定を制御するコンフィグレーション・レジスターの設定を決定します。 (識別子: MEM_QDR4_PD_OUTPUT_DRIVE_MODE_ENUM)