インテルのみ表示可能 — GUID: hco1416490867092
Ixiasoft
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8.3.1.6.6. リソース共有ガイドライン (複数のインターフェイス)
PLLリファレンス・クロック・ピン
ピンの使用を低減し、コア・クロック・ネットワークとI/Oバンクの共有を可能にするために、複数の外部メモリー・インターフェイスでPLLリファレンス・クロック・ピンを共有できます。インターフェイスは、同じプロトコル、レート、および周波数である必要があります。また、PLLリファレンス・クロック・ピンを共有することは、リファレンス・クロック・ネットワークを共有することを意味します。
PLLリファレンス・クロック・ピンの共有には、次のガイドラインに従います。
- PLLリファレンス・クロック・ピンを共有するには、同じ信号を複数の外部メモリー・インターフェイスのpll_ref_clkポートにRTLコードで接続します。
- 関連する外部メモリー・インターフェイスを同じI/O列に配置します。
- 関連する外部メモリー・インターフェイスを隣接するI/Oバンクに配置します。外部メモリー・インターフェイスで使用しているI/Oバンクの間に未使用のI/Oバンクを残した場合、そのI/Oバンクは異なるPLLリファレンス・クロック信号を備えるほかの外部メモリー・インターフェイスで使用することができません。
コア・クロック・ネットワーク
すべての外部メモリー・インターフェイスに同期してアクセスし、グローバル・クロック・ネットワークの消費を低減するために、同じコア・クロック・ネットワークを他の外部メモリー・インターフェイスと共有できます。
コア・クロック・ネットワークの共有には、次のガイドラインに従います。
- コア・クロック・ネットワークの共有には、マスターのclks_sharing_master_outをスレーブのclks_sharing_slave_inにRTLコードで接続します。
- 関連する外部メモリー・インターフェイスを同じI/O列に配置します。
- 関連する外部メモリー・インターフェイスは、同じレート、メモリークロック周波数、およびPLLリファレンス・クロックを備えている必要があります。
I/Oバンク
I/Oバンクの消費低減に向け、I/Oバンクを他の外部メモリー・インターフェイスと共有できます。
I/Oバンクの共有には、次のガイドラインに従います。
- 関連する外部メモリー・インターフェイスは、同じプロトコル、レート、メモリークロック周波数、およびPLLリファレンス・クロックを備えている必要があります。
- 特定のI/Oバンクを複数の外部メモリー・インターフェイスのアドレスおよびコマンドバンクとして使用することはできません。
- I/Oレーンを外部メモリー・インターフェイス間で共有することはできませんが、未使用のピンは互換性のある電圧および終端規格で汎用I/Oピンとして利用できます。
ハード Nios® プロセッサー
同じI/O列にある外部メモリー・インターフェイスはすべて、同じハード Nios® プロセッサーを共有します。共有されるハード Nios® プロセッサーは外部メモリー・インターフェイスを連続的にキャリブレーションします。