外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

4.2.5. AFIのキャリブレーション・ステータス信号

PHYは、メモリーデバイスとのメモリー・インターフェイスおよび読み出しFIFOや有効FIFOなどの一部の内部コンポーネントをキャリブレーションするシーケンサーをインスタンス化します。 シーケンサーは、AFIインターフェイスのキャリブレーション・ステータス信号を介し、コントローラーにキャリブレーション・プロセスの結果を報告します。
表 164.  キャリブレーション・ステータス信号

信号名

方向

説明

afi_cal_success

出力

1

キャリブレーションが正常に終了したことを示すためにアサートされます。

afi_cal_fail

出力

1

キャリブレーションが失敗したことを示すためにアサートされます。

afi_cal_req

入力

1

シーケンサーの実質的な同期リセットです。この信号がアサートされると、シーケンサーはリセット状態に戻ります。この信号が解除されると、新しいキャリブレーション・シーケンスが開始されます。

afi_wlat

出力

AFI_WLAT_WIDTH

afi_clkサイクルにおいて、アドレス/コマンドと、PHYまたはコントローラー・インターフェイスで発行される書き込みデータ間に必要なレイテンシーです。afi_wlatの値はグループごとに異なる場合があります。それぞれのグループの書き込みレイテンシーは0から63の範囲にわたります。書き込みレイテンシーがすべてのグループに対して同じ場合、最下位の6ビットのみが必要になります。

afi_rlat

(1)

出力

AFI_RLAT_WIDTH

afi_clkサイクルにおいて、アドレス/コマンドと、PHYまたはコントローラー・インターフェイスに返される読み出しデータ間に必要なレイテンシーです。値は0から63の範囲にわたります。

注意

  1. afi_rlat信号はPHY-onlyのデザインに対してはサポートされません。代わりにafi_rdata_valid信号をサンプリングし、有効な読み出しデータがいつ利用可能を判断できます。