外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
Public
ドキュメント目次

7.4.4.5. DDR3 およびDDR4 SDRAMの幅の広いインターフェイス (>72ビット) におけるレイアウト・ガイドライン

以降の項では、より広いDDR3 またはDDR4 SDRAMインターフェイスをFPGAにレイアウトするさまざまな方法について説明します。 ボードトレースのシミュレーションおよびシステムのタイミングバジェットに基づきトポロジーを選択します。

EMIF IPは最大144ビット幅のDDR3インターフェイスをサポートします。ディスクリート・コンポーネントまたはDIMMを使用して、幅の広いインターフェイス (72ビットより広いインターフェイス) を実装できます。インテルでは、DDR3コンポーネントで幅の広いインターフェイスを実装する場合は、レベリングを使用することを推奨しています。

より広いインターフェイスをレイアウトする場合においても、これまでの章で説明されている規則と制約がすべて引き続き適用されます。DQS、DQ、およびDM信号はポイントツーポイントであり、デザイン・レイアウト・ガイドラインで説明されているすべての規則が同様に適用されます。

クロック、コマンド、およびアドレス信号に関するフライバイ・ネットワーク・トポロジーのデザインの主な課題は、シグナル・インテグリティーの問題を回避すること、およびDQS、DQ、およびDM信号を選択したトポロジーで確実に配線することです。