インテルのみ表示可能 — GUID: mhi1459259554126
Ixiasoft
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3.1.4. インテル® Stratix® 10 EMIFのアーキテクチャー: I/Oバンク
各I/OバンクはI/O列内あり、次のコンポーネントを含みます。
- ハード・メモリー・コントローラー
- シーケンサー・コンポーネント
- PLLおよびPHYクロックツリー
- DLL
- 入力DQSクロックツリー
- 48ピン (各12ピンの4つのI/Oレーンで編成されます)
I/Oバンクの使用
I/Oバンクのピンは、アドレスおよびコマンドピン、データピン、または外部メモリー・インターフェイスのクロックおよびストローブピンとして使用できます。DDR3またはDDR4 x8インターフェイスなどの狭いインターフェイスは、単一のI/Oバンクのみで実装可能です。72ビットまでの広いインターフェイスは、複数バンクのインターフェイスで隣接する複数のバンクをコンフィグレーションすることにより実装することができます。EMIF IPで使用されていないピンはいずれも、キャリブレーションされていないI/O Standardの汎用I/Oピンとして同じ電圧で使用できます。
各I/Oバンクには、DDR3またはDDR4にコンフィグレーション可能なハード・メモリー・コントローラーが含まれます。複数バンクのインターフェイスでは、1つのバンクのコントローラーのみがアクティブになります。残りのバンクのコントローラーは、節電のためオフになります。
複数バンクの インテル® Stratix® 10 EMIFインターフェイスを使用するには、次の規則に従う必要があります。
- 1つのバンクをアドレスおよびコマンドバンクとして指定します。
- アドレスおよびコマンドバンクは、すべてのアドレスおよびコマンドピンを含む必要があります。
- アドレスおよびコマンドバンク内の個々のアドレスおよびコマンドピンの位置は、ハード・メモリー・コントローラーを使用するかどうかにかかわらず、ピンの配置表で定義されているピンマップに従う必要があります。
- ハード・メモリー・コントローラーを使用する場合、アドレスおよびコマンドバンクはアクティブ・ハード・コントローラーを含みます。
列内のI/Oバンクはすべて、アドレスおよびコマンドバンクとして機能することができます。ただし、レイテンシーを最小限に抑えるには、インターフェイスの中央のバンクをアドレスおよびコマンドバンクとして選択する必要があります。