外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

8.1.5. インテルStratix 10 EMIF IPにおけるQDR II/II+/II+ Xtremeのパラメーター: Board

表 263.  グループ: Board / Intersymbol Interference/Crosstalk
表示名 説明
Use default ISI/crosstalk values このオプションを有効にすると、デフォルトの符号間干渉とクロストークの値をお使いのトポロジーで使用できます。デフォルトの値はお使いのボードに最適化されていないことに注意してください。最適なシグナル・インテグリティーの実現には、このパラメーターを有効にしないことが推奨されます。代わりに、IBISモデルとHyperlynx*を使用してI/Oシミュレーションを行い、デフォルトの値を使用するのではなく、シミュレーション結果に基づき手動で値を入力します。 (識別子: BOARD_QDR2_USE_DEFAULT_ISI_VALUES)
Address and command ISI/crosstalk ISIおよびクロストークの影響によるアドレスおよびコマンドウィンドウの縮小です。入力する数値は、セットアップ側とホールド側の両方におけるマージンの損失の合計 (セットアップ側で測定された損失 + ホールド側で測定された損失) です。EMIFシミュレーション・ガイダンスのWikiページのそのほかの情報も参照ください。 (識別子: BOARD_QDR2_USER_AC_ISI_NS)
CQ/CQ# ISI/crosstalk CQ/CQ# ISI/crosstalkは、読み出し時にメモリーデバイスによって駆動される際の、CQ/CQ#信号に対する符号間干渉とクロストークの影響による読み出しデータウィンドウの縮小です。入力する数値は、セットアップ側とホールド側のマージンの損失の合計 (セットアップ側で測定された損失 + ホールド側で測定された損失) です。EMIFシミュレーション・ガイダンスのWikiページのそのほかの情報も参照ください。 (識別子: BOARD_QDR2_USER_RCLK_ISI_NS)
Read Q ISI/crosstalk Read Q ISI/crosstalkは、読み出し時にメモリーデバイスによって駆動される際の、CQ/CQ#信号に対する符号間干渉とクロストークの影響による読み出しデータウィンドウの縮小です。入力する数値は、セットアップ側とホールド側のマージンの損失の合計 (セットアップ側で測定された損失 + ホールド側で測定された損失) です。EMIFシミュレーション・ガイダンスのWikiページのそのほかの情報も参照ください。 (識別子: BOARD_QDR2_USER_RDATA_ISI_NS)
K/K# ISI/crosstalk K/K# ISI/crosstalkは、書き込み時にFPGAによって駆動される際の、K/K#信号に対する符号間干渉とクロストークの影響による書き込みデータウィンドウの縮小です。入力する数値は、セットアップ側とホールド側のマージンの損失の合計 (セットアップ側で測定された損失 + ホールド側で測定された損失) です。EMIFシミュレーション・ガイダンスのWikiページのそのほかの情報も参照ください。 (識別子: BOARD_QDR2_USER_WCLK_ISI_NS)
Write D ISI/crosstalk Write D ISI/crosstalkは、書き込み時にFPGAによって駆動される際の、信号に対する符号間干渉とクロストークの影響による書き込みデータウィンドウの縮小です。入力する数値は、セットアップ側とホールド側のマージンの損失の合計 (セットアップ側で測定された損失 + ホールド側で測定された損失) です。EMIFシミュレーション・ガイダンスのWikiページのそのほかの情報も参照ください。 (識別子: BOARD_QDR2_USER_WDATA_ISI_NS)
表 264.  グループ: Board / Board and Package Skews
表示名 説明
Package deskewed with board layout (Q group) ボードレイアウトのQバスでパッケージスキューを補正する場合はこのボックスをオンにし、次のボード・スキュー・パラメーターの計算にパッケージスキューを含めます。 (識別子: BOARD_QDR2_IS_SKEW_WITHIN_Q_DESKEWED)
Maximum board skew within Q group このパラメーターは、Qグループ内のすべてのQ信号における最大スキューを示します。Qピンは、読み出し動作がアクティブになっている際にメモリーからFPGAへデータ信号を駆動します。ユーザーはボードスキューのみを入力します。パッケージスキューはメモリー・インターフェイスのコンフィグレーションに基づいて自動的に計算され、この値に追加されます。この値は読み出しキャプチャーおよび書き込みマージンに影響します。 (識別子: BOARD_QDR2_BRD_SKEW_WITHIN_Q_NS)
Maximum system skew within Q group Qグループ内のすべてのQピンにおける最大スキューです。ボードとパッケージのスキューを合わせて入力します。この値は読み出しキャプチャーおよび書き込みマージンに影響します。 (識別子: BOARD_QDR2_PKG_BRD_SKEW_WITHIN_Q_NS)
Package deskewed with board layout (D group) ボードレイアウトのD信号およびBWS#信号でパッケージスキューを補正する場合はこのボックスをオンにし、次のボード・スキュー・パラメーターの計算にパッケージスキューを含めます。 (識別子: BOARD_QDR2_IS_SKEW_WITHIN_D_DESKEWED)
Maximum board skew within D group このパラメーターは、Dグループ内のすべてのD信号およびBWS#信号間における最大スキューを指します。Dピンは、書き込み動作時にメモリーデバイスへデータ信号を駆動するために使用されます。BWS#ピンはByte Write Select信号として使用され、書き込み動作時にメモリーに書き込むバイトを制御します。ユーザーはボードスキューのみを入力します。パッケージスキューはメモリー・インターフェイスのコンフィグレーションに基づいて自動的に計算され、この値に追加されます。この値は読み出しキャプチャーおよび書き込みマージンに影響します。 (識別子: BOARD_QDR2_BRD_SKEW_WITHIN_D_NS)
Maximum system skew within D group Dグループ内のすべてのDピンおよびBWS#ピンにおける最大スキューです。ボードとパッケージのスキューを合わせて入力します。この値は読み出しキャプチャーおよび書き込みマージンに影響します。 (識別子: BOARD_QDR2_PKG_BRD_SKEW_WITHIN_D_NS)
Package deskewed with board layout (address/command bus) ボードレイアウトのアドレス、コマンド、制御、およびメモリークロックのバスでパッケージスキューを補正する場合はこのパラメーターを有効にします。次のボード・スキュー・パラメーターの計算にパッケージスキューを含めます。 (識別子: BOARD_QDR2_IS_SKEW_WITHIN_AC_DESKEWED)
Maximum board skew within address/command bus アドレスおよびコマンド信号における最大スキューです。ボードスキューのみを入力します。パッケージスキューはメモリー・インターフェイスのコンフィグレーションに基づき自動的に計算され、この値に追加されます。 (識別子: BOARD_QDR2_BRD_SKEW_WITHIN_AC_NS)
Maximum system skew within address/command bus Maximum system skew within address/command busは、アドレスおよびコマンド信号における最大スキューを示します。 (識別子: BOARD_QDR2_PKG_BRD_SKEW_WITHIN_AC_NS)
Average delay difference between address/command and K このパラメーターは、アドレス/コマンド信号とK信号間の平均遅延差を指します。最長および最小のアドレス/コマンド・トレース遅延を平均した値から最大のKトレース遅延を引いて計算されます。正の値はアドレスおよびコマンド信号がK信号よりも長いことを表し、負の値はアドレスおよびコマンド信号がK信号よりも短いことを表します。 (識別子: BOARD_QDR2_AC_TO_K_SKEW_NS)
Maximum K delay to device The maximum K delay to deviceは、FPGAからデバイスまでの最長のKトレースの遅延です。 (識別子: BOARD_QDR2_MAX_K_DELAY_NS)