外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

7.4.1.2. DDR4におけるダイナミック・オンダイ終端 (ODT)

DDR4では、読み出しおよび書き込み中にそれぞれ適用されるRtt_nomおよびRtt_wrの値に加え、Rtt_parkと呼ばれる3つ目のオプションが利用可能です。Rtt_parkが有効になっている場合、ODTがLowに駆動されると、選択された終端値がDRAMに設定されます。

Rtt_nomおよびRtt_wrはDDR3と同様に機能します。この内容については、DDR3におけるダイナミックODTで説明されています。

DDR4デバイスのダイナミックODTで使用可能な終端値および機能の説明に関する詳細は、DDR4 JEDEC* 仕様またはお使いのメモリーのベンダーより提供されているデータシートを参照ください。

DDR4 LRDIMMにおいて、SPDバイト152が異なるRtt_Parkの値をパッケージのランク0と1、およびパッケージのランク2と3で使用することを要求する場合、2つのインピーダンス設定のうちの大きい値に設定します。