外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

11.4.1. 初期のI/Oタイミング解析の実行

初期のI/Oタイミング解析を実行するには、次の手順に従います。
  1. EMIF IPコアをインスタンス化します。
    1. Memory Timingタブで、正確なメモリー・パラメーターを入力します。
    2. Board Timingタブで、符号間干渉およびボードとパッケージのスキューの正確な値を入力します。
  2. IPコアを生成後に インテル® Quartus® Primeプロジェクトを作成し、Available devicesリストからご利用のデバイスを選択します。
  3. タイミング・アナライザーを起動するには、ToolsメニューからTiming Analyzerを選択します。
  4. 初期のI/Oタイミング解析を実行するには
    1. ScriptメニューからRun Tcl Scriptを選択します。
    2. \ip\ed_synth\ed_synth_emif_s10_0\altera_emif_arch_nd_<variation_name>\synth\<variation_name>_report_io_timing.tclを実行します。

次の図は、DDR3のデザイン例を使用したタイミング・アナライザーでの初期のI/Oタイミング解析を示しています。

図 93. Report DDRのタイミング結果


Report DDRは、読み出しキャプチャー、書き込み、アドレスおよびコマンド、DQSゲーティング、書き込みレベリングのタイミング解析の詳細を示します。これらは、完全なデザインのコンパイル後に得られるものと同一です。コアFPGAのタイミングパスは、初期のI/Oタイミング解析には含まれません。