外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

10.4.1. RLDRAM 3のコンフィグレーション

RLDRAM 3に向けた インテル® Stratix® 10 EMIF IPは、1つまたは2つのデバイスでのCIO RLDRAM 3のインターフェイスをサポートします。 2つのデバイスと接続する場合、インターフェイスは最大72ビットの幅拡張のコンフィグレーションをサポートします。SIO RLDRAM 3インターフェイスの終端およびレイアウトの原則は、SIO RLDRAM 3インターフェイスが単方向データバスを備えることを除いてCIO RLDRAM 3と類似しています。

次の図は、FPGAと単一のCIO RLDRAM 3コンポーネント間の主な信号の接続を表しています。

図 82. 単一のCIO RLDRAM 3コンポーネントでのコンフィグレーション


注記

  1. CK/CK#で外部差動終端を使用します。
  2. FPGAの並列オンチップ終端 (OCT) を使用し、読み出しのQK/QK#DQを終端します。
  3. RLDRAM 3コンポーネントのオンダイ終端 (ODT) を使用し、書き込みのDQDMおよびDKDK#を終端します。
  4. 外部の個別終端をフライバイの配置で使用し、スタブを回避します。
  5. この信号には、REFに示されているように外部の個別終端を使用します。
  6. REFに示されているように外部の個別終端を使用しますが、代替オプションとしてVDDへのプルアップ抵抗が必要になる場合があります。RLDRAM 3の電源投入シーケンスの詳細については、RLDRAM 3デバイスのデータシートを参照してください。

次の図は、FPGAと2つのCIO RLDRAM 3コンポーネント間における幅拡張のコンフィグレーションの主な信号の接続を表しています。

図 83. 幅拡張のコンフィグレーションでの2つのCIO RLDRAM 3コンポーネントとのコンフィグレーション


注記

  1. FPGAの並列OCTを使用し、読み出しのQK/QK#およびDQを終端します。
  2. RLDRAM 3コンポーネントのODTを使用し、書き込みのDQDMおよびDKを終端します。
  3. 外部デュアル200 Ω差動終端を使用します。
  4. 外部の個別終端をバランスのとれたTまたはYトポロジーのトレース分岐で使用します。
  5. 外部の個別終端をバランスのとれたTまたはYトポロジーのトレース分岐で使用しますが、代替オプションとしてVDDへのプルアップ抵抗が必要になる場合があります。RLDRAM 3の電源投入シーケンスの詳細については、RLDRAM 3デバイスのデータシートを参照してください。