インテルのみ表示可能 — GUID: hco1416490803935
Ixiasoft
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6.3.1.2. DIMMのオプション
バッファーなしDIMM (UDIMM) とは異なり、レジスター付きDIMMおよび負荷低減DIMM (RDIMMおよびLRDIMM) は、最低2つのチップセレクト信号CS#[1:0] を DDR3およびDDR4 で使用します。RDIMMおよびLRDIMMはどちらも、アドレス、RAS#、CAS#、およびWE#信号に追加のパリティー信号が必要です。パリティーエラーが検出されると、モジュールによってパリティーエラー信号がアサートされます。
LRDIMMは、DQ/DQSバスをバッファーすることでRDIMMの動作を拡張します。ランクの数にかかわらず、コントローラーには1つの電気的負荷のみが提供されるため、LRDIMMには物理ランクの数に関係なく1つのクロックイネーブル (CKE) とODT信号のみが必要です。物理ランクの数は物理チップセレクト信号の数を超える場合があるため、DDR3 LRDIMMはランク乗算と呼ばれる機能を提供します。これは、2つまたは4つの物理ランクを1つの大きな論理ランクに集約するものです。ランク乗算の詳細については、LRDIMMのバッファーに関するドキュメントを参照してください。
次の表に、DDR3におけるUDIMMおよびRDIMMのピンオプションを示します。
ピン |
UDIMMピン (シングルランク) |
UDIMMピン (デュアルランク) |
RDIMMピン (シングルランク) |
RDIMMピン (デュアルランク) |
---|---|---|---|---|
データ |
72ビットDQ[71:0] = {CB[7:0]、DQ[63:0]} |
72ビットDQ[71:0] = {CB[7:0]、DQ[63:0]} |
72 ビットDQ[71:0] = {CB[7:0]、DQ[63:0]} |
72ビットDQ[71:0]= {CB[7:0]、DQ[63:0]} |
データマスク |
DM[8:0] |
DM[8:0] |
DM[8:0] |
DM[8:0] |
データストローブ |
DQS[8:0]およびDQS#[8:0] |
DQS[8:0]およびDQS#[8:0] |
DQS[8:0]およびDQS#[8:0] |
DQS[8:0]およびDQS#[8:0] |
アドレス |
BA[2:0]、A[15:0]– 2 GB: A[13:0] 4 GB: A[14:0] 8 GB: A[15:0] |
BA[2:0]、A[15:0]– 2 GB: A[13:0] 4 GB: A[14:0] 8 GB: A[15:0] |
BA[2:0]、A[15:0]– 2 GB: A[13:0] 4 GB: A[14:0] 8 GB: A[15:0] |
BA[2:0]、A[15:0]– 2 GB: A[13:0] 4 GB: A[14:0] 8 GB: A[15:0] |
クロック |
CK0/CK0# |
CK0/CK0#、CK1/CK1# |
CK0/CK0# |
CK0/CK0# |
コマンド |
ODT、CS#、CKE、RAS#、CAS#、WE# |
ODT[1:0]、CS#[1:0]、CKE[1:0]、RAS#、CAS#、WE# |
ODT、CS#[1:0]、CKE、RAS#、CAS#、WE# 2 |
ODT[1:0]、CS#[1:0]、CKE[1:0]、RAS#、CAS#、WE# |
パリティー |
— |
— |
PAR、ALERT |
PAR、ALERT |
そのほかのピン |
SA[2:0]、SDA、SCL、EVENT#、RESET# |
SA[2:0]、SDA、SCL、EVENT#、RESET# |
SA[2:0]、SDA、SCL、EVENT#、RESET# |
SA[2:0]、SDA、SCL、EVENT#、RESET# |