インテルのみ表示可能 — GUID: hco1416491940999
Ixiasoft
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13.1.1. インターフェイス・コンフィグレーションのボトルネックと効率に関する問題
インターフェイスにはいずれも、クロック周波数から得られる理論上の最大データレートがありますが、この理論上のデータレートは、プロトコルのオーバーヘッドとバスのターンアラウンド・タイムにより、実際には連続的に達成することはできません。
目的のコンフィグレーションをシミュレーションし、適切な外部メモリー・ファミリーを指定していること、および選択したコントローラーのコンフィグレーションで必要な帯域幅が達成可能であることを確認します。
効率はいくつかの異なる方法で評価することが可能であり、主要な要件は、達成可能な連続データレートです。ローカル・インターフェイス信号は、メモリー・インターフェイス信号およびコマンド・デコード・トレースとともにIPの動作の適切な可視性を提供するため、目的とするデータレートが十分であるか、および効率の問題の原因を確認できます。
理想的な条件下で必要なデータレートが選択したテクノロジーにおいて可能であることを示すには、以下の手順に従います。
- メモリーベンダー独自のテストベンチとご自身のトランザクション・エンジンを使用します。
- ご自身のドライバーを使用する、もしくは提供されているサンプルドライバーを変更し、システムの典型的なトランザクションのタイプを複製します。
- 選択したメモリー・コントローラーを使用してこのパフォーマンスをシミュレーションし、達成したパフォーマンスが許容できるかを判断します。
この段階において、効率またはボトルネックの問題を引き起こす可能性がある次の点に注意します。
- メモリー・コントローラーのレート (フル、ハーフ、クォーター) とコマンドを確認します。コマンドは、必要な時間の2倍から4倍の長さを費やしている場合があります。
- メモリー・コントローラーがデータに対して不足しているかを判断します。これは、適切な要求信号を観察することで行います。
- メモリー・コントローラーのプロセッサーが、スループットの要求を満たすのに十分なレートでトランザクションを行っているかを判断します。これは、ローカルのレディー信号などの適切な信号を観察することで行います。
インテルのメモリー・コントローラーにはいくつかのバージョンと種類があり、可能な場合は、最初のテスト結果に基づき異なるコンフィグレーションを評価できます。
より高速なインターフェイス、または異なるメモリータイプを使用することを検討し、ご自身のデータレート要件をインテルから直接提供されているIPにより良く調整します。
インテルはまた、スタンドアロンのPHYコンフィグレーションを提供しているため、カスタム・コントローラーを開発したり、ご自身の要件に合わせて特別にデザインされたサードパーティー製のコントローラーを使用したりすることが可能です。