外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

12.3. データ転送

次のデータ転送方法は、コントローラーの効率を低下させます。
  • 読み出しまたは書き込みアクセスを個別に実行することは非効率です。
  • 読み出し動作と書き込み動作を切り替えることは、コントローラーの効率に悪影響を及ぼします。
  • アクセスしているバンクと行がまだ開いていない場合に、同じバンク内または異なるバンク内の異なる行から読み出しまたは書き込み動作を実行することもまた、コントローラーの効率に影響します。

次の図は、同じバンク内で行を変更する例を示しています。

図 96. 同じバンク内の行の切り替え


次の一連のイベントは、上の図を説明しています。

  1. tWR 時間待機し、プリチャージ・コマンドを発行する必要があります。
  2. その後tRP時間待機し、アクティブ化コマンドを発行します。
注: tWRおよびtRPの値はメモリーのタイミング・パラメーターに依存します。