外部メモリー・インターフェイス・インテル® Stratix® 10 FPGA IPユーザーガイド

ID 683741
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

9.1.2. インテルStratix 10 EMIF IPにおけるQDR-IVのパラメーター: FPGA I/O

Hyperlynx*または同様のシミュレーターを使用し、ボードに最適な設定を決定します。そのほかの情報に関しては、EMIFシミュレーション・ガイダンスのWikiページを参照ください。
表 286.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings
表示名 説明
Voltage メモリーデバイスとFPGAメモリー・インターフェイス間の信号を駆動するI/Oピンの電圧レベルです。 (識別子: PHY_QDR4_IO_VOLTAGE)
Use default I/O settings I/O設定の正当なセットが自動的に選択されることを指定します。デフォルトのI/O設定は、特定のボードに対してかならずしも最適化されているとは限りません。最適なシグナル・インテグリティーを実現するには、IBISモデルでI/Oシミュレーションを実行し、シミュレーション結果に基づいてI/O設定を手動で入力します。 (識別子: PHY_QDR4_DEFAULT_IO)
表 287.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / Address/Command
表示名 説明
I/O standard メモリー・インターフェイスのアドレス/コマンド・ピンのI/O電気規格を指定します。選択したI/O Standardは、I/Oバッファー内の回路を業界標準に一致するようにコンフィグレーションします。 (識別子: PHY_QDR4_USER_AC_IO_STD_ENUM)
Output mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの電流ドライブ強度または終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_AC_MODE_ENUM)
Slew rate アドレス/コマンド出力ピンのスルーレートを指定します。スルーレート (またはエッジレート) は、信号が遷移できる速度を示すもので、単位時間あたりの電圧で測定されます。ボード・シミュレーションを実行し、アドレスおよびコマンド信号に最適なアイ開口を提供するスルーレートを決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_AC_SLEW_RATE_ENUM)
表 288.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / Memory Clock
表示名 説明
I/O standard メモリー・クロック・ピンのI/O電気規格を指定します。選択したI/O Standardは、I/Oバッファー内の回路を業界標準に一致するようにコンフィグレーションします。 (識別子: PHY_QDR4_USER_CK_IO_STD_ENUM)
Output mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの電流ドライブ強度または終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_CK_MODE_ENUM)
Slew rate アドレス/コマンド出力ピンのスルーレートを指定します。スルーレート (またはエッジレート) は、信号が遷移できる速度を示すもので、単位時間あたりの電圧で測定されます。ボード・シミュレーションを実行し、アドレスおよびコマンド信号に最適なアイ開口を提供するスルーレートを決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_CK_SLEW_RATE_ENUM)
表 289.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / Data Bus
表示名 説明
I/O standard メモリー・インターフェイスのデータおよびデータ・クロック/ストローブ・ピンのI/O電気規格を指定します。選択したI/O Standardのオプションは、I/Oバッファー内の回路を業界標準に一致するようにコンフィグレーションします。 (識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_IO_STD_ENUM)
Output mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの出力電流ドライブ強度または終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_OUT_MODE_ENUM)
Input mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの入力終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_IN_MODE_ENUM)
Use recommended initial Vrefin 初期のVrefin設定が、終端設定に基づいて適切な値に自動的に計算されることを指定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_AUTO_STARTING_VREFIN_EN)
Initial Vrefin データピンの基準電圧の初期値 (Vrefin) を指定します。この値は、I/Oピンの供給電圧レベルのパーセンテージとして入力されます。指定された値は開始点として機能し、より良いタイミングマージンを提供するためにキャリブレーションで上書きされる場合があります。skip Vref calibration (Diagnosticsタブ) を選択する場合、これはインターフェイスのVrefとして使用される値です。 (識別子: PHY_QDR4_USER_STARTING_VREFIN)
表 290.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / PHY Inputs
表示名 説明
PLL reference clock I/O standard メモリー・インターフェイスのPLLリファレンス・クロックのI/O Standardを指定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_PLL_REF_CLK_IO_STD_ENUM)
RZQ I/O standard メモリー・インターフェイスで使用されるRZQピンのI/O Standardを指定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_RZQ_IO_STD_ENUM)