FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

3.14.1.4. TXのエラー挿入

FHT PMAでは、TXデータパスへのエラー挿入をサポートします。エラーの数はプログラム可能です。

TXデータパスのエラー挿入をコンフィグレーションするには、次の手順に従います。

  1. cfg_tx_err_inj_mask_cfg (0x45808[21:6]) に書き込みを行い、TXデータをマスクしてエラー挿入を引き起こす値にします。
  2. cfg_tx_err_inj_mask_load (0x45810[0]) に書き込みを行い、1'b1 にします。これは、セルフクリアされて 1'b0 になります。
    注: 1'b1 をこのビットに書き込むと、内部の128ビット・エラー・マスク・レジスターが16ビット左にシフトし、新しい16ビットのマスク値がレジスターのLSBビットに置き換わります。64ビット幅および32ビット幅のモードでは、データパスのMSBのみを使用します。したがって、マスクを複数回ロードし、それをMSBビットにシフトする必要があります。
  3. err inj block-write cfg_tx_err_inj_en (0x45808[0]) に書き込みを行い 1'b1 にして、エラー挿入を有効にします。
  4. cfg_tx_err_inj_trig (0x4580C[0]) に書き込みを行い 1'b1 にして、エラーを挿入します。これは、セルフクリアされて 1'b0 になります。このビットに 1'b1 を書き込むたびに、128ビットのデータパスは128ビットのエラー・マスク・レジスターとXORされます。
  5. ステップ1とステップ2を繰り返し、さらにエラーを挿入します。