FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

3.3.2. TXデータパスのオプション

図 62. パラメーター・エディターにおけるTX FGT PMAのパラメーター
表 29.  TX FGTデータパスのパラメーター
パラメーター 詳細
TX FGT PMAのパラメーター
Enable Gray coding On/Off

グレイ・コーディングを有効にします。PAM4のエンコーディングにのみ適用されます。オフの場合、TXでは0xB4に設定されているグレイコードを送信します。オンの場合は、TXでは0x6Cに設定されているグレイコードを送信します。通常の動作、もしくは内部または外部のループバック・モードの場合は、このパラメーターを Off にする必要があります。

デフォルト値は Off です。
Enable precoding On/Off プリコーディングを有効にします。PAM4のエンコーディングにのみ適用されます。デフォルト値は Off です。
PRBS generator mode 24 disablePRBS7PRBS9PRBS10PRBS13PRBS15PRBS23PRBS28PRBS31QPRBS13PRBS13QPRBS31QSSPRSSPR1SSPRQ PRBS多項式の選択により、ハードPRBSジェネレーターを有効にします。デフォルト値は disable です。
Enable fgt_tx_beacon port On/Off SATAのfgt_tx_beaconポートを有効にします。
Enable Spread Spectrum clocking On/Off スペクトラム拡散クロックを有効にしてSATAプロトコルに準拠します。
TX FGT PLLのパラメーター
Output frequency 該当なし 算出されたTX FGT PLL出力周波数を表示します。
VCO frequency 該当なし 算出されたTX FGT PLL VCO出力周波数を表示します。
Enable TX FGT PLL cascade mode On/Off

デュプレックス・リンクに対してのみカスケードモードを有効にします。デフォルト値は Off です。詳細は、FGT PMAのフラクショナル・モード を参照してください。

Enable TX FGT PLL fractional mode On/Off

TX FGT PLLのフラクショナル・モードを有効にします。

デフォルト値は Off です。詳細は、FGT PMAのフラクショナル・モード を参照してください。

TX FGT PLL integer mode reference clock frequency 25から380MHz TX FGT PLLのリファレンス・クロック周波数 (MHz) を選択します。範囲は次のとおりです。
  • リファレンス・クロックがFGT PMAにコンフィグレーションされている場合は25から380MHz。HDMIプロトコルを使用している場合は、25から100MHzのみを使用します。
  • リファレンス・クロックがシステムPLLにコンフィグレーションされている、もしくはシステムPLLとFGT PMAで共有されている場合は、100から380MHz 0
TX FGT PLL fractional mode reference clock frequency 25から380MHz TX FGT PLLのフラクショナル・モードでのリファレンス・クロック周波数 (MHz) を選択します。範囲は次のとおりです。
  • リファレンス・クロックがFGT PMAにコンフィグレーションされている場合は25から380MHz。HDMIプロトコルを使用している場合は、25から100MHzのみを使用します。
  • リファレンス・クロックがシステムPLLにコンフィグレーションされている、もしくはシステムPLLとFGT PMAで共有されている場合は、100から380MHz 0
TX User Clockのパラメーター
Enable TX user clock 1 On/Off TXユーザー clock1 を有効または無効にします。このクロックを使用しない場合は、これを無効にして消費電力を低減することができます。デフォルト値は On です。
Enable TX user clock 2 On/Off TXユーザー clock2 を有効または無効にします。このクロックを使用しない場合は、これを無効にして消費電力を低減することができます。デフォルト値は Off です。
TX user clock div by 12から139.5 TX PLL VCO出力周波数の分周器の値。値は、0.5のインクリメントで12から139.5までの範囲が可能です。同じ分周器がTXユーザークロック1とクロック2の両方で共有されます。デフォルト値は 100 です。
図 63. パラメーター・エディターにおけるTX FHT PMAのパラメーター
表 30.  TX FHT PMAのパラメーター
パラメーター 詳細
TX FHT PMAのパラメーター
Select FHT loopback mode PARALLEL_LOOPBACKSERIAL_EXT_LOOPBACKSERIAL_ANA_LOOPBACKREVERSE_PARALLEL_LOOPBACKWRAP_LOOPBACKDISABLED FHTループバック・モードを有効にします。デフォルトは SERIAL_EXT_LOOPBACK です。
Select FHT Lane PLL refclk source 100156.25 FHTレーンのPLL refclkソースを選択します。
  • 100 では、共通PLLからレーンPLLへの100MHz出力を選択します。
  • 156.25 では、共通PLLからレーンPLLへの156.25MHz出力を選択します。
デフォルト値は 156.25 です。
FHT user clk div33_34 select

DIV_33

DIV_34

DIV_66

DIV_68
4つのDIVクロック出力の1つをTXユーザークロックに選択します。この出力の使用方法詳細に関しては、クロック を参照してください。デフォルト値は DIV_66 です。
Enable FHT TX pre-encoder On/Off FHT TXプリエンコーダーを有効にします。デフォルト値は Off です。この設定は、リンク相手のRXプリエンコーダーの設定と一致している必要があります。
Enable FHT PLL pre-divider On/Off FHT PLLプリ分周器を有効にします。デフォルト値は Off です。無効にすると、プリ分周器の値は1になります。有効にすると、プリ分周器の値は2になります。特定のコンフィグレーションでは、このパラメーターを無効にするとレーンPLLがフラクショナル・モードに設定されます。そのような場合は、このパラメーターを有効にしてレーンPLLを整数モードに設定し、パフォーマンスを向上させる必要があります。
Enable FHT TX user clk1 On/Off FHT TXユーザーclk1を有効にします。デフォルト値は Off です。
FHT TX user clk1 select DIV3334

DIV40

FHT TXユーザーclk1の選択です。DIV3334 (user div33_34にリストされる4つのDIVクロックの1つ)、または DIV40クロックを選択することができます。デフォルト値は DIV3334 です。クロック を参照してください。
Enable FHT TX user clk2 On/Off FHT TXユーザーclk2を有効にします。デフォルト値は Off です。
FHT TX user clk2 select DIV3334

DIV40

FHT TXユーザーclk2の選択です。DIV3334またはDIV40クロックを選択することができます。デフォルト値は DIV3334 です。クロック を参照してください。
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PRBS31QPRBS13PRBS13QPRBS31QSSPRSSPR1、および SSPRQ PRBS generator mode の設定はパラメーター・エディターに表示されますが、現在、IPのGUIではサポートされていません。サポートされていない PRBS generator mode の設定は選択しないでください。これらの設定は、レジスターを使用して指定します。