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2.4.1.2. FGTとシステムPLLのリファレンス・クロック・ネットワーク
FGT PMAには 10個のリファレンス・クロックがあります。FGTリファレンス・クロックのうちの8個 (refclk[0] - refclk[7]) は入力ポートとしてコンフィグレーションすることができます。残りの2つのFGTリファレンス・クロックは双方向です。FGTリファレンス・クロックの周波数の範囲は25から 380MHzです (HDMI専用の場合は25から100MHz)。
refclk[0] から refclk[7] は、システムPLLのリファレンス・クロックとして共有することもできます。詳細は、システムPLL を参照してください。システムPLLのリファレンス・クロック周波数の範囲は、100から380MHzです。
FGTとシステムPLLのリファレンス・クロックには、3つのタイプがあります。
- グローバル・リファレンス・クロックには、4つのFGTクアッドからアクセス可能です
- リージョナル・リファレンス・クロックには、2つのクアッドからアクセス可能です
- ローカル・リファレンス・クロックには、1つのクアッドからアクセス可能です
グローバルおよびリージョナル・リファレンス・クロックは、システムPLLからもアクセス可能です。詳細は、次の表を参照してください。
FGTクアッドに広がるハードIPでは、すべてのクアッドからアクセス可能なリファレンス・クロックを使用する必要があります。例えば、 PCIe* x16では、refclk[2]、refclk[3]、refclk[4]、refclk[5] のみを使用することができます。
FGTとシステムPLLのリファレンス・クロック | タイプ | 方向 | FGT PMAにアクセス可能か | アクセス可能なFGTクアッド | システムPLLにアクセス可能か | アクセス可能なシステムPLL |
---|---|---|---|---|---|---|
refclk[0] | リージョナル | 入力 | はい | Quad0、Quad1 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[1] | リージョナル | 入力 | はい | Quad0、Quad1 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[2] | グローバル | 入力 | はい | Quad0、Quad1、Quad2、Quad3 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[3] | グローバル | 入力 | はい | Quad0、Quad1、Quad2、Quad3 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[4] | グローバル | 入力 | はい | Quad0、Quad1、Quad2、Quad3 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[5] | グローバル | 入力 | はい | Quad0、Quad1、Quad2、Quad3 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[6] | リージョナル | 入力 | はい | Quad2、Quad3 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[7] | リージョナル | 入力 | はい | Quad2、Quad3 | はい | システムPLL 1、2、3 |
refclk[8] | ローカル | 入力または出力 14 | はい | Quad2 | いいえ | 該当なし |
refclk[9] | ローカル | 入力または出力14 | はい | Quad3 | いいえ | 該当なし |
- このRXリカバリークロックは、それぞれのPMAがデータへのロック (LTD) を達成すると有効になります。
- このコンフィグレーションの主なユースケースはCPRIプロトコルです。サポートされるリカバリークロックの周波数に関しては、 F-Tile CPRI PHY Intel® FPGA IP User Guide を参照してください。