FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

7.5.1. サポートされるトランシーバー・ツールキットのスクリプト

トランシーバー・ツールキットのスクリプトは、FGTおよびFHTデザインをサポートします。 NRZモードとPAM4モードの両方をサポートします。
次の表に、利用可能なスクリプトを示します。
表 112.  トランシーバー・ツールキットのスクリプト
Tclファイル名 詳細

device_initialization.tcl

このスクリプトは、JTAGチェーン上にあるデバイスおよびそのデバイスにプログラムされている .sof で更新する必要があります。このスクリプトを実行すると、ツールキットが自動ロードされ、デザイン情報を接続されているデバイスに自動的にリンクします。

fgt_nrz_ber_eye_test.tcl

fgt_pam4_ber_eye_test.tcl

fht_nrz_ber_eye_test.tcl

fht_pam4_ber_eye_test.tcl

これらのスクリプトを使用し、BERおよびアイ測定テストを実行します。デザインのモードに基づきスクリプトを選択します。利用可能なデザインのモードは、FGT NRZ、FGT PAM4、FHT NRZ、およびFHT PAM4のデザインです。

fgt_nrz_autosweep_test.tcl

fgt_pam4_autosweep_test.tcl

fht_nrz_autosweep_test.tcl

fht_pam4_autosweep_test.tcl

これらのスクリプトを使用し、自動スイープテストを実行します。デザインのモードに基づきスクリプトを選択します。利用可能なデザインのモードは、FGT NRZ、FGT PAM4、FHT NRZ、およびFHT PAM4のデザインです。
unload_toolkit.tcl すべてのテストが完了したら、このスクリプトを実行してツールキットを閉じます。
Quartus® Prime プロ・エディション 23.4以降のプログラマーおよびツール・ソフトウェアをダウンロードすると、スクリプトのテンプレートがインストール・ディレクトリーに含まれるため、スクリプトにアクセスすることができます。次の表に、トランシーバー・ツールキットのスクリプトの位置を示します。
表 113.  トランシーバー・ツールキットのスクリプト位置
プラットフォーム パス
Windows

<drive>:\intelFPGA_pro\<quartus version>\qprogrammer\ip\altera\toolkits\ftile\ttk\scripts

例: C:\intelFPGA_pro\23.4\qprogrammer\ip\altera\toolkits\ftile\ttk\scripts

Linux

<path to qprogrammer folder>/qprogrammer/<quartus version>/<quartus build>/linux64/ip/altera/toolkits/ftile/ttk/scripts

例: ~/intelFPGA_pro/qprogrammer/23.4/79/linux64/ip/altera/toolkits/ftile/ttk/scripts