FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

3.3.4. RS-FEC (リードソロモン前方誤り訂正) のオプション

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPは、RS-FEC (528, 514)、RS (544, 514)、RS (272, 258) をサポートします。この機能は、パラメーター・エディターで有効にすることができます。それには、 Common Datapath Options にある RS-FEC タブで、Enable RS-FEC オプションを選択します。

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPは、25G FECでビルディング・ブロックとして利用することができます。つまり、FECの最小モジュールは25G 1つです。クロックおよびリセット信号が、IPを実装している同じ100G FECコアから共有されていることを確認する必要があります。

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPEnable RS-FEC オプションをオンにすると、IPで1チャネルしか使用していない場合でも、RS-FECブロックが使用されます。同じF-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPコアを使用して、さまざまなプロトコルを実装することができます。RS-FECおよびTX/RXのオプションは個別に有効にすることができます。ただし、FECモードは同じにする必要があります。Enable RS-FEC がオフになっている場合、次のオプションはすべてグレー表示されます。

ソフトIPには32ビットのCWBINカウンターが実装されています。ソフトロジックは、ハードIPのFECブロックの8 ビットCWBIN 0 - 3レジスターを32ビットのソフト・ロジック・レジスターに変換します。32ビットCWBINカウンターは、パラメーターの設定を使用して有効にすることができます。また、これらはすべてのFECモードで利用可能です。
注: 32ビットCWBINレジスターにアクセスする方法に関しては、PMAおよびFEC Direct PHYソフトCSRのレジスターマップを参照してください。他のFECレジスターにアクセスする方法に関しては、FECのレジスターマップを参照してください。

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPは、次のモードをサポートします。

  • Ethernet Technology Consortium* (ETC) RS (272,258)
  • IEEE 802.3 RS (528,514) (CL 91)
  • IEEE 802.3 RS (528,514) (CL 91) ETC
  • Fibre Channel RS (528, 514)
  • FlexO RS (528, 514)
  • IEEE 802.3 RS (544,514) (CL 134)
  • Custom IEEE 802.3 RS (544, 514) (CL 134) @26.5625Gbps
  • Interlaken RS (544, 514)
  • Fibre Channel RS (544, 514)
  • FlexO RS (544, 514)
図 68. パラメーター・エディターにおけるRS-FECのオプション
表 35.  RS-FECのパラメーター
パラメーター 詳細
Enable RS-FEC On/Off RS-FECモジュールを有効にします。デフォルト値は Off です。
注: Enable RS-FEC オプションがオンの場合、各PMAでは、Provide separate interface for each PMA オプションを使用しての個別インターフェイスは使用することができません。
RS-FEC Mode
  • Ethernet Technology Consortium (ETC) RS (272,258)
  • IEEE 802.3 RS (528,514) (CL 91)
  • IEEE 802.3 RS (528,514) (CL 91) ETC
  • Fibre Channel RS (528, 514)
  • FlexO RS (528, 514)
  • IEEE 802.3 RS (544,514) (CL 134)
  • Custom IEEE 802.3 RS (544, 514) (CL 134) @26.5625Gbps
  • Interlaken RS (544, 514)
  • Fibre Channel RS (544, 514)
  • FlexO RS (544, 514)
さまざまなトポロジーのRS-FECモードを指定します。デフォルト値は IEEE 802.3 RS (528,514) (CL 91) です。
Include 32bit soft CWBIN counters On/Off 32ビットCWBIN 0 - 3カウンターのソフト実装を有効にします。このパラメーターは、RS-FECが有効になっている場合にのみ使用可能です。RS-FECが無効になっている場合はグレー表示されます。
Reconfig clock frequency 100MHzから250MHz 32ビット・ソフトCWBINカウンターが有効になっている場合にのみ使用することができます。使用しているリコンフィグレーション・クロックの周波数をここで指定する必要があります。
Enable RS-FEC loopback On/Off RS-FECのループバックを有効にします。
Enable RS-FEC Data interleave pattern On/Off FECレーンは、各物理レーンにおいてビットでインターリーブされます。有効になっている場合は、64/80 (IEEE 802専用) です。デフォルト値は Off です。