FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

2.3.2.4. FGT PMAのループバック・モード

PHYには、PHYインターフェイスにわたって複数のパラレル、シリアルデータ、およびクロックのループバックが含まれています。そのため、BISTに対応します。これらのループバックは、複数のPHYのコンフィグレーションに対するサポートを提供します。

図 48. FGT PMAのループバック・モードIPのパラメーター・エディターは現在、ループバック・モードをサポートしていません。レジスターの設定を使用して、ループバック・モードを指定します。
  • A. PMAのトランスミッターからレシーバーへの内部シリアル・ループバック: トランスミッターのプリドライバー差動I/O信号をレシーバー・イコライザーの中点にループバックします。内部シリアル・ループバック・パスでは、CDRが設定され、レシーバーのシリアル入力ピンではなく、シリアライザーからのデータを回復します。トランスミッターのバッファーでデータを通常どおりに送信しますが、内部シリアル・ループバックがバッファーの前にデータを取得します。これはPMAで完全に実装され、シリアルパスでのコネクターを必要としません。
  • B. PMAのトランスミッターからレシーバーへのデジタル・パラレル・ループバック: PMAの送信レーン64ビット・データ・ポートから受信レーン64ビット・データ・ポートへのパラレル・ループバックです。デジタル・パラレル・ループバック・パスでは、トランスミッターのパラレル・データ・ストリームがレシーバーのパラレルデータ入力ストリームとしてループバックされます。
  • C. PMAのレシーバーからトランスミッターへのリバース・パラレル・ループバック: PMAの受信レーン64ビット・データ・ポートから送信レーン64ビット・データ・ポートへのパラレル・ループバックです。リバース・パラレル・ループバック・パスでは、トランスミッター・バッファーを設定し、CDRリカバリーデータから直接供給されたデータを送信します。外部機器からデータがレシーバーのバッファーに供給され、レシーバーのデシリアライズされたパラレル・データ・ストリームがトランスミッターのパラレルデータ入力ストリームとしてループバックされます。