インテルのみ表示可能 — GUID: zej1616508698887
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3.6.4. FGT PMAのフラクショナル・モード
特定のデータレートに対して、ドロップダウン・メニューでは、サポートされている整数モードのリファレンス・クロック周波数が一覧表示されます。特定のデータレートで、必要なリファレンス・クロック周波数がドロップダウンに表示されない場合は、サポートされている整数モードのリファレンス・クロック周波数の1つを選択する、もしくはフラクショナル・モードを有効にすることができます。
- フラクショナル・モードを有効にする場合に、インテルでは、141MHzのリファレンス・クロック周波数を使用して、OTN / SDI / CPRIのすべてのレートでPLLスプリアスの距離を最大にすることを推奨しています。
-
VCO周波数 (MHz) = (M + k/2^22) * mul_div * refclk 周波数 (MHz) / N
-
出力周波数 (MHz) = VCO周波数 (MHz) / L
フラクショナルPLLリファレンス・クロック周波数を入力すると、IP GUIの System Messages タブにVCO、M、N、L、k、および mul_div の値が表示されます。次の図を参照してください。
- 特定のデータレートで、ランタイムに k カウンターを動的にコンフィグレーションする必要がある場合は、フラクショナル・モードを有効にする必要があります。
FGT PMAは、次のPMAモードでフラクショナル・モードをサポートします。
PMAのモード | フラクショナル・モードのサポート |
---|---|
TXシンプレックス | TX FGT PLLは、TXシンプレックスでフラクショナル・モードをサポートします。有効にするには、パラメーター・エディターで、 PMA mode に TX simplex オプションを選択し、Enable TX FGT PLL fractional mode をオンにします。TX PLLフラクショナル・カウンターの値は、選択しているリファレンス・クロック周波数に対して自動的に計算されます。TXシンプレックスのフラクショナル・モードは、16個のうちの任意のFGT TX PMAに配置することができます。
注: FGT PMAは、RXシンプレックスのフラクショナル・モードをサポートしていません。
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デュプレックス | デュプレックスPMAモードのFGT PMAでは、フラクショナル・モードをサポートします。デュプレックスPMAモードでフラクショナル・モードを有効にするには、パラメーター・エディターで、PMA mode に Duplex オプション、Number of PMA lanes には最大 16 を選択し、Enable TX FGT PLL fractional mode オプションをオンにします。
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一次 PLL のコンフィグレーション | 一次PLLのコンフィグレーションでフラクショナル・モードを有効にするには、パラメーター・エディターで、PMA mode に Duplex、Number of PMA lanes に 2 または 4 を選択し、Enable TX FGT PLL fractional mode および Enable TX FGT PLL cascade mode オプションをオンにします。
|
フラクショナル・モードでの k カウンター値の調整
- PMAレーンの数が1の場合は、Enable TX FGT PLL fractional mode をオンにしてPMAリファレンス・クロック周波数を141MHzに設定し、レーンの k カウンター値を調整します。
- PMAレーンの数が2または4の場合は、Enable TX FGT PLL fractional mode および Enable TX FGT PLL cascade mode をオンにして、PMAリファレンス・クロック周波数を141MHzに設定し、一次レーンの k カウンター値を調整します。
- 最大ステップサイズ: 2.5ppm
- ステップ間の最短時間: 1us
- 最大ステップサイズ: 100ppm
- ステップ間の最短時間: 不明
各 FGT PMAには、k カウンターを含む Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・レジスターがあります。 k カウンター / 2^22 により、フィードバック・カウンターのフラクション値 K を取得します。フラクション値 K に M カウンター値を加算すると合計フィードバック・カウンターになり、k カウンターの各ビットが示すPPMが決まります。例えば、k カウンターのLSB (最下位ビット) は、PPM = (1 / 2^22) / (K+M) × (10^6) を表します。
k カウンターを変更する手順は次のとおりです。
- k カウンターを新しい値に変更します
- ストローブビットを 0 -> 1-> 0 と変化させ、k カウンターをロックします
各FGT PMAには、低速、中速、高速の3つのPLLが含まれます。FGT PMAはクアッドで構成されます。k カウンターとストローブビットの Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・ レジスター・アドレスは、クアッド内のトランシーバーの位置と使用されるPLL (低速、中速、高速) によって決まります。詳細は、次の表のとおりです。
クアッド内のチャネル位置 | PLL | フラクショナルの k カウンターレジスター | ストローブレジスター |
---|---|---|---|
0 | 低速 | 0x44000[30:9] | 0x4400C[17] |
中速 | 0x44100[30:9] | 0x4410C[17] | |
高速 | 0x44200[30:9] | 0x4420C[17] | |
1 | 低速 | 0x4C000[30:9] | 0x4C00C[17] |
中速 | 0x4C100[30:9] | 0x4C10C[17] | |
高速 | 0x4C200[30:9] | 0x4C20C[17] | |
2 | 低速 | 0x54000[30:9] | 0x5r00C[17] |
中速 | 0x54100[30:9] | 0x5410C[17] | |
高速 | 0x54200[30:9] | 0x5420C[17] | |
3 | 低速 | 0x5C000[30:9] | 0x5C00C[17] |
中速 | 0x5C100[30:9] | 0x5C10C[17] | |
高速 | 0x5C200[30:9] | 0x5C20C[17] |
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