FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

3.4. 信号とポートのリファレンス

次のセクションでは、F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPのすべてのポートと信号について説明します。

tx_parallel_data バスと rx_parallel_data バスはそれぞれ、80から320ビットとして公開されます。一部のビットは特定の機能にマッピングされます。

各PMAチャネルでは、80から320ビットのパラレル・データ・インターフェイスを送受信します。アクティブなポートと非アクティブなポートは、特定のコンフィグレーション・パラメーター (レーン数、PMA幅など) によって決まります。

データおよびコントロール信号のマッピングに関しては、パラレルデータのマッピング情報 を参照してください。

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPProvide separate interface for each PMA オプションを有効にしている場合、PHYは幅の広いバスではなく、各PMAレーンに個別のデータとクロックのインターフェイスを提供します。各PMAレーンの信号名には、_xcvr<n> サフィックスが付けられます。 n = PMA インデックス番号です。Provide separate interface for each PMA が無効になっている場合は、信号名に _xcvr<n> は追加されません。

例えば、2つのPMAレーンのコンフィグレーションに Provide separate interface for each PMA を有効にしている場合は、シリアルポートの信号名は次のように表示されます。

tx_serial_data_xcvr0tx_serial_data_xcvr1

2レーンPMAのコンフィグレーションに Provide separate interface for each PMA を無効にしている場合は、シリアルポートの信号名は tx_serial_data[1:0] として表示されます。

次の信号は、Provide separate interface for each PMA オプションがオンになっている場合に、個別のインターフェイスのない信号です。

  • system_pll_clk_linkrx_cdr_divclk_link0
  • tx_resetrx_resettx_reset_ackrx_reset_acktx_readyrx_ready
  • rsfec 信号
  • tx_cadencetx_cadence_fast_clktx_cadence_slow_clktx_cadence_slow_clk_locked
注: Enable RS-FEC オプションがオンの場合、各PMAでは、Provide separate interface for each PMA オプションを使用しての個別インターフェイスは使用することができません。
Number of system copies インデックスが1よりも大きい (2から16) 場合、PMAレーンの信号名には _sys<n> サフィックスが付けられます。 n = PMA インデックス番号です。次の信号のみ、_sys サフィックスが追加されません。
  • リコンフィグレーション Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・ポート
  • rx_cdr_divclk_link0
表 43.  ポートおよび信号のリファレンスにおいてインターフェイス接続するポートのビットを定義する変数
変数 詳細
<N>

FGT: 1、2、4、6、8、12、16

FHT: 1、2、4

N はPMAレーン数
<n> 0からN-1 n はPMAインデックス番号
<X>

PMA幅 = 8、10、16、20、32ビット、 X=1

PMA幅 = 64 ビット、 X=2

PMA幅 = 128 ビット、 X=4

X はストリーム数
<K p >

Ceiling(log2(N))

N = 1、2、4、6、8、12、16の場合、K p = 0、1、2、3、3、4、4

K p はPMAリコンフィグレーション・インターフェイスのアドレス

K p = 0 (各PMAの個別の Avalon® インターフェイスが有効になっている場合)

K p = Ceiling(log2(N) (各PMAの個別の Avalon® インターフェイスが無効になっている場合)

<Kd>

Ceiling(log2(N))

N = 1、2、4、6、8、12、16 の場合、 K d = 0、1、2、3、3、4、4

K d はデータパス・リコンフィグレーション・インターフェイスのアドレス

K d = 0 (各PMAの個別の Avalon® インターフェイスが有効になっている、またはFECが有効になっている場合)

K d = Ceiling(log2(N) (各PMAの個別の Avalon® インターフェイスが無効になっており、FECが無効になっている場合)

<D>

PMA幅 = 8、10、16、20、または32ビットの場合、D = PMA Width

PMA幅 = 64ビットまたは128ビットの場合、D = 32

D はデータ幅の値。これによって合計パラレル・データビットを計算します。