FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

3.7.2. レートマッチFIFO

システムPLLクロックモードを使用している際に、ユーザーFPGAコアロジック (ユーザー・クロックドメイン) がシステムPLL周波数 (倍幅転送が有効になっている場合はシステムPLL周波数 ÷ 2) とは異なる周波数で実行される場合は、PMA/FEC DirectモードでレートマッチFIFOを作成し、インスタンス化する必要があります。このレートマッチFIFOは、ユーザー・クロックドメインからシステムPLLクロックドメインへのクロックドメイン転送に作成し、実装する必要があります。

レートマッチFIFOはIP Catalogから入手できないため、このFIFOは作成する必要があります。このFIFOの実装には、レートマッチング・ソフトFIFOをロジックとコアの間に配置します。それにより、データの有効信号のペーシングを行います。この手法は、ユーザーFPGAコアロジック (ユーザー・クロックドメイン) がシステムPLL周波数 (倍幅転送が有効になっている場合はシステムPLL周波数 ÷ 2) とは異なる周波数で実行される場合に使用します。