FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

5.5. カスタム拍生成ポートとロジックのイネーブル

このFタイルPMA/FEC Direct PHYのデザインでは、システムPLLクロックモードを使用して、FGT PMAレーンのデジタル・データ・パスにクロックを提供します。システムPLL周波数 (830.078125Mhz) がPMAクロック周波数 (805.6640625Mhz) よりも大きいため、IPのパラメーター・エディターでカスタム拍生成ロジックポートを有効にし、ロジックオプションを有効にする必要があります。

  • tx_cadence ポート出力を使用し、TX PMAインターフェイスのデータ有効ビット (TXパラレルデータのビットの1つ) をアサートまたはデアサートする必要があります。パラレルデータのマッピング情報 を参照してください。
  • tx_cadence_fast_clktx_clkout/tx_clkout2 に接続する必要があります。クロックソースは System PLL Clock / 2 (415.0390625MHz) です。
  • tx_cadence_slow_clktx_clkout/tx_clkout2 に接続する必要があります。クロックソースは、Word clock または Bond clock / 2 (402.83203125Mhz) です。
図 108. カスタム拍生成ポートとロジックのイネーブル

レートマッチFIFOの要件

次のガイドラインは、ユーザーFPGAコアロジックとF-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPの間のエラスティックFIFO要件に適用されます。

  • ユーザーFPGAコアロジックがシステムPLL周波数/2 と同じ周波数 (つまり、415.0390625MHz) で動作している場合は、ユーザーFPGAコアロジックとF-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPの間にエラスティックFIFOは必要ありません。
  • ユーザーFPGAコアロジックがPMAクロック周波数/2 (つまり、402.83203125MHz) で動作している場合は、ユーザーFPGAコアロジックとFタイル・コア・インターフェイスFIFOの間にエラスティックFIFOが必要です。それにより、PMAクロック周波数のドメインからシステムPLLクロック周波数のドメインに転送を行います。この実装は、ユーザーが行う必要があります。