FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

7.3. トランシーバー・ツールキットのパラメーター設定

次の表は、トランシーバー・ツールキットのパラメーターの設定について説明しています。
表 111.  トランシーバー・ツールキットのパラメーターの設定
パラメーター 詳細 制御ペイン
Auto refresh RX CDR status このオプションを有効にすると、RX CDRのステータスがリアルタイムで更新されます。 Receiverペイン
Auto refresh RX PMA settings このオプションを有効にすると、FGT PMAのRXイコライゼーション設定がリアルタイムで更新されます。 Receiverペイン
Auto refresh TX Status このオプションを有効にすると、TX PLLのロックステータスがリアルタイムで更新されます。 Transmitterペイン
Bit error rate (BER) チェッカーの最後のリセット以降の、エラーの数をテストされたビットで割った値を報告します。RX CDRがリファレンス・クロックにロックされている、もしくはPRBSチェッカーがロックされていない場合は、報告されるBERは信頼できるものではありません。 Receiverペイン
Clear Stats 現在のテストされたビット数、エラービット数、およびBERをクリアします。 Receiverペイン
Hard PRBS checker running

Not Running: チェッカーは停止しています。

Running: チェッカーでチェックが行われており、データパターンはロックされています。

Receiverペイン
Hard PRBS generator running

Not Running: ジェネレーターは停止しています。

Running: ジェネレーターはパターンを送信しています。

Transmitterペイン
Inject Error トランスミッターのPRBSパターンにビット・エラーを挿入します。 Transmitterペイン
Line encoding シリアルデータに使用する変調タイプを指定します。 TransmitterおよびReceiverペイン
Loopback mode ループバック・モードを選択します。利用可能なオプションは次のとおりです。
  • RX2TXPAR - PMAのレシーバーからトランスミッターへのパラレル・ループバック
  • TX2RXPAR - PMAのトランスミッターからレシーバーへのパラレル・ループバック
  • TX2RXBUF - PMAのトランスミッターからレシーバーへのバッファー・ループバック
TransmitterおよびReceiverペイン
Number of bits tested チェッカーの最後のリセット以降にテストされたビット数を指定します。RX CDRがリファレンス・クロックにロックされている、もしくはPRBSチェッカーがロックされていない場合は、報告されるBERは信頼できるものではありません。 Receiverペイン
Number of error bits チェッカーの最後のリセット以降に発生したエラービット数を指定します。RX CDRがリファレンス・クロックにロックされている、もしくはPRBSチェッカーがロックされていない場合は、報告されるBERは信頼できるものではありません。 Receiverペイン
PRBS locked Locked: PRBSチェッカーが受信PRBSパターンにロックされていることを示します。

Not Locked: PRBSチェッカーが受信PRBSパターンにロックされていないことを示します。

Receiverペイン
PRBS pattern ビット・エラー・テストのテストパターンを選択します。 TransmitterおよびReceiverペイン
RX CDR locked to ref clock Locked: レシーバーCDRがリファレンスへのロック (LTR) モードであることを示します。

Not Locked: レシーバーCDRがリファレンス・クロックにロックされていないことを示します。

Don't Care: レシーバーCDRがLTDモードです。

Receiverペイン
RX CDR locked to data Locked: レシーバーCDRがデータへのロック (LTD) モードであることを示します。

Not Locked: レシーバーCDRが着信データにロックされていないことを示します。

Receiverペイン
RX Enable Gray Code PAM4専用のグレイ・コーディングを有効にします。 Receiverペイン
RX PMA Settings RXイコライゼーションの設定。 Receiverペイン
RX Polarity Inversion RXの極性反転を有効にします。 Receiverペイン
RX Ready Ready: RXチャネルはリセットを終了しており、CDRがデータにロックされています。

Not Ready: RXチャネルがリセットに入っている、もしくはCDRがデータにロックされていません。

Receiverペイン
RX Reset FGT PMA FGT RXデータパスをリセットします。
注: 1つのチャネルのRXリセットをクリックすると、同じF-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPインスタンスのすべてのRXチャネルがリセットされます。
Receiverペイン
High Frequency VGA Gain RX EQ VGAゲイン値のオプション (1.0刻みのインクリメント)。 Receiverペイン
High Frequency Boost RX EQの高周波ブースト値のオプション (1.0刻みのインクリメント)。 Receiverペイン
DFE Data Tap1 RX EQ DFEデータのタップ1の値のオプション (1.0刻みのインクリメント)。 Receiverペイン
Auto refresh RX PMA settings above このオプションを有効にすると、RX PMAの設定がリアルタイムで自動的に更新されます。 Receiverペイン
Save Eye data as CSV アイビューアーのデータを保存するファイルパスを設定します。 Receiverペイン
Eye Width このオプションを有効にして、アイの幅を測定します。 Receiverペイン
Eye Height このオプションを有効にして、アイの高さを測定します。 Receiverペイン
Bit error rate to measure Eye Height アイの高さを測定するビット・ エラー・レートを設定します。 Receiverペイン
Bit error rate to measure Eye Width アイの幅を測定するビット・ エラー・レートを設定します。 Receiverペイン
Start Eye Viewer アイビューアーでの測定を開始します。 Receiverペイン
Eye Height (VBCM) このオプションを有効にすると、VBCMデータでアイの高さを測定します。 Receiverペイン
Eye Width (VBCM) このオプションを有効にすると、VBCMデータでアイの幅を測定します (FGT PMAのみ)。 Receiverペイン
Bit error rate for Eye Height アイの高さを測定するビット・ エラー・レートを設定します。 Receiverペイン
Bit error rate for Eye Width アイの幅を測定するビット・ エラー・レートを設定します (FGT PMAのみ)。 Receiverペイン
Export VBCM data to XLSX VBCMデータを設定されている作業ディレクトリーにエクスポートします。 Receiverペイン
Start チャネルでパターン・ジェネレーターまたはチェッカーを開始し、着信データを確認します。 TransmitterおよびReceiverペイン
Stop パターンの生成とチャネルのテストを停止します。 TransmitterおよびReceiverペイン
TX Enable Gray Code PAM4専用のグレイ・コーディングを有効にします。 Transmitterペイン
TX Equalization Parameters FGT 47 FHT 48 49 TransmitterおよびReceiverペイン

Post_tap_1

Main_tap

Pre_tap_1

Pre_tap_2

C-3: プリカーソル3

C-2: プリカーソル2

C-1: プリカーソル1

C0: メインカーソル

C+1: ポストカーソル1

C+2: ポストカーソル2

C+3: ポストカーソル3

C+4: ポストカーソル4

TX PLL Locked Locked: TX PLLがリファレンス・クロックにロックされていることを示します。 Transmitterペイン
TX Polarity Inversion TXの極性反転を有効にします。 Transmitterペイン
TX Reset FGT PMA FGT TX PMAデータパスをリセットします。
注: 1つのチャネルのTXリセットをクリックすると、同じF-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPインスタンスのすべてのTXチャネルがリセットされます。
Transmitterペイン
47 有効な設定については、F-Tile TX Equalizer Tool を参照してください。
48 有効な設定については、FHT PMAのアーキテクチャーを参照してください。
49 内部シリアル・ループバックが有効になっている場合は、TX Equalization Parametersはデフォルトの値に設定されます。