FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

3.1. F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPの概要

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPは、 Quartus® PrimeのIPパラメーター・エディターを介してPMA DirectおよびFEC Directモードへのアクセスを有効にします。

PMA Directモードでは、MAC、PCS、およびFECハードIPブロックをバイパスします。データパス内のPMAインターフェイス、Fタイル・インターフェイス、およびコア・インターフェイスのFIFOは、エラスティック、位相補正、レジスターモードなどのさまざまなモードにコンフィグレーションすることができます。

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPは、独自のプロトコル・コンフィグレーションで使用するためのものです。このIPは、他のインテル Fタイル高速プロトコルIP (イーサネット、CPRI、Interlakenなど) の基本的なビルディング・ブロックとしては使用されません。各プロトコルIPには、PMAハードブロックの独自のコンフィグレーションがあります。

次に示されている図は、さまざまなクロックモードでのPMA DirectデータパスとFEC Directデータパスを表しています。

PMA/FEC Direct PHY Intel FPGA IPを使用して、データパスをPMA DirectまたはFEC Directモードにコンフィグレーションすることができます。FECモードを有効にすると、FECブロックも有効になります。IPのインスタンスで生成される最上位ファイルには、そのコンフィグレーションで利用可能なすべてのポートが含まれます。それらのポートを使用して、F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP をデザイン内の他のIPコア (F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP、TXおよびRXのシリアル・データ・ピンIP、データ・ジェネレーターおよびデータチェッカーIPなど) に接続します。FタイルPMA/FEC Direct PHYデザインのIPの接続のブロック図を参照してください。