FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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3.4.3. リセット信号

表 46.  リセット信号
信号名 クロックドメイン 方向 詳細
tx_reset 非同期 入力 TX PMAおよびTXデータパスのTXリセット入力。tx_reset_ack がアサートされるまでアサートしている必要があります。
rx_reset 非同期 入力 RX PMAおよびRXデータパスのRXリセット入力。rx_reset_ack がアサートされるまでアサートしている必要があります。
tx_reset_ack 非同期 出力 TXが完全にリセットに入っていることを示すものです。この信号は tx_reset のアサート後にアサートされ、tx_reset がアサートされている限りアサートされた状態で保たれます。この信号は tx_reset のデアサートに続いてデアサートされ、tx_reset がデアサートされている限りデアサートされた状態で保たれます。
rx_reset_ack 非同期 出力 RXが完全にリセットに入っていることを示すものです。この信号は rx_reset のアサート後にアサートされ、rx_reset がアサートされている限りアサートされた状態で保たれます。この信号は rx_reset のデアサートに続いてデアサートされ、rx_reset がデアサートされている限りデアサートされた状態で保たれます。
tx_am_gen_start 非同期 出力 FECを使用している場合に、アライメント・マーカーの送信を開始するタイミングを示します。この信号は、tx_am_gen_2x_ack がアサートされるとクリアされます。
tx_am_gen_2x_ack 非同期 入力 FECを使用している場合に、tx_am_gen_start がアサートされてから少なくとも2つのアライメント・マーカーが送信されたことをリセット・シーケンサーに示します。この信号は、tx_am_gen_start がデアサートされた後にデアサートされます。
tx_ready 非同期 出力 ステータスポートで、TX PMAおよびTXデータパスが正常にリセットされ、データ転送の準備ができていることを示します。
rx_ready 非同期 出力

RXデスキューが無効になっている場合:

ステータスポートで、RX PMAおよびRXデータパスが正常にリセットされ、データ転送の準備ができていることを示します。

RXデスキューが有効になっている場合:

ステータスポートで、RX PMAおよびRXデータパスが正常にリセットされ、RXデスキューが完了し、データ転送の準備ができていることを示します。

注: Fタイルのリンク初期化時に、TXから送信されたデータパターンをスクランブルすることで、rx_ready をアサートする必要があります。0101パターンなどの定数パターンを送信した場合は、rx_ready はアサートされず、リンクは初期化されません。